連休中のビットコインは、500万円を割れた後に反発の兆しを見せずに、非常に悪い展開が続いています。
月足チャートが悪く、昨年の6月の安値水準、320万円を下回り、
200万円台まで下落する可能性も出てきました。
ビットコインの1月11日の概況について解説します。
(この記事は1月11日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
1月7日午前7時からの動き
1月7日午前7時、500万円を割れた後、辛うじて500万円台に戻していたビットコインでしたが、
その後下落して500万円割れの動きが完全に定着します。
1月7日〜1月9日は470万円〜495万円で推移していたものの、
1月10日午後11時には458万円へと下落、その後485万円に戻す場面も見られたものの、
午前7時現在は480万円で推移して上値が抑えられています。
休日期間中、新たにサポートが発生しても、定着せず、
逆に上値が抑えられレジスタンスは価格以上に遠い、典型的な下落相場入りした動きです。
月足が悪く200万円台を目指すか?!
チャートはドルベースの月足チャートですが、今月、来月といかにも下落しそうなチャートへと変わってきています。
2022年が始まってから、ここまで全くいいところがなく、今週は来週のFOMCを睨み、
更に警戒度が上がる週です。
下がった後、瞬間的には反発するものの、反発が中途半端で売り手が恐怖心を抱くことはなく、
新たに売り直される悪いペースが続いています。
来月にかけて、昨年の6月の水準の320万円を下回り、200万円台に突入する可能性があるでしょう。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、452万円の位置に短期サポートが、450万円の位置に中期サポートが発生しています。
再びこの水準を下回ってきた場合は、420万円まで早そうです。
レジスタンスは494万円の位置に短期レジスタンスが、500万円の位置に中期レジスタンが発生しています。
休み明けの日本人の合流で、重苦しい空気の入れ替えが行われるかに期待したいところです。
まとめ
ビットコインは500万円割れが定着し、更に下値を模索している展開です。
月足チャートの動きが悪く、来月にかけて昨年6月の安値を更新し、
200万円台まで下落する可能性が出てきました。
本日は日本人の合流で雰囲気が変わるかに注目したいところです。