ビットコインの1月26日の動きは、440万円まで値を伸ばす動きでしたが、
FOMCの結果を受けて程なくして下落し、上昇分を飛ばしています。
NY株も下落に転換していることから、FOMCの結果を市場はネガティヴと捉え、再暴落の可能性が出てきました。
ビットコインの1月27日の概況について解説します。
(この記事は1月27日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
1月26日午前7時からの動き
1月26日午前7時、417万円で推移していたビットコインですが、売り込まれる動きはなくジリ高となります。
午後7時には短期レジスタンス、中期レジスタンスをブレイクし、午後11時には440万円をつけ、FOMCを待つ展開となります。
FOMC発表の27日午前4時直後は一時買い(※注)で反応したものの、その後は下落方向に傾き、
午前7時現在は419万円と、前日と同じ価格で推移する展開です。
※ビットフライヤーは毎営業日午前4時からシステムメンテナンスでチャートに現れていません。
楽観&悲観論!ビットコインは再暴落に注意
今回のFOMCの結果で、NY株も小高く推移していたものの、マイナスに転じています。
FOMCでは3月から利上げ示唆になっており、株価下落に配慮して利上げを遅らせる一部の楽観論の期待は削がれた形です。
本日の東京時間、NY時間の株の動きはまだわかりませんが、ここまでの流れを見ると、
理由もなくヤケクソ気味にポジティブに捉えてしまう元気は無く、下がるとみておいた方がいいでしょう。
株式市場が上昇しない場合、よりリスク資産であるビットコインは売られるのがセオリーとなりつつあるため、直近の安値を下回り再暴落に注意です。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは短期サポートが410万円の位置へと切り上がっています。
ここを下回ると、400万円を安易と割れて、先週の二の舞になりそうです。
レジスタンスは夕方以降、445万円の位置に再発生する予定で、ここを上回ると上昇しそうです。
日本時間からジリ安の動きには注意しましょう。
まとめ
ビットコインはFOMCの結果発表前と直後こそ小高く推移していたものの、その後値を飛ばす展開となっています。
市場は概ねネガティヴと受け取ったようで、本日からも株式市場が弱含みしそうです。
ビットコインも再暴落するかもしれなく、注意が必要です。