イースター休暇明けの4月6日、ビットコインの動きは冴えない展開となりました。
短期サポートがブレイク間近で、仮にブレイクした場合、
最高値更新への機運が大きく後退していく可能性があります。
リップルがこの2日間で80%上昇しており、この動きをプラスとできるかが、
今後の動きを左右しそうです。
ビットコインの4月7日の概況について解説します。
(この記事は4月7日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
4月6日午前7時からの動き
4月6日午前7時646万円で推移していたビットコイン、午前9時前に一瞬の強さを見せ上昇、
午前10時には654万円をつけ、直近の高値を上回り中期レジスタンス発生を先延ばしします。
このままドルベースで6万ドル再トライするような動きでしたが、
ビットコイン相場は深刻なエネルギー不足でこの動きも一過性に終わります。
6万ドルの天井が硬いとなると、イースター休暇明けで売り物が溜まっていた欧州時間から売られ始め、
4月6日午後11時には632万円まで下落します。
短期サポートの629万円を辛うじて維持できたのが、唯一の救いと言えるでしょう。
2日で80%上昇のリップルに期待
ビットコインの動きは良くなく、短期サポート割れを起こし、
下値を模索する可能性があります。
短期筋の資金調達率は高く、手仕舞いに動くと大きな下落になりそうです。
ポジティブ材料として、リップルがチャートのようにここ2日間で80%上昇している点が挙げられます。
リップルはビットコイン上昇の乗り遅れ組ですので、
本来ビットコインに与える影響は小さいのですが、リップル好きの多い日本人が、
ビットコインも強気に見る可能性があります。
日本時間の強さに期待したいところです。
今日のサポート&レジスタンス
今日のサポートは短期サポートが631万円のブレイクされやすい位置に切り上がってきています。
ここを抜けると、中期サポートも下抜けてくる可能性があります。
中期レジスタンスは昨日発生しており、本日の夜までは652万円のところにあります。
短期サポートの方が近く、ブレイクされやすいですが、
短期筋の買いは昨日より強まっていますので、一気に戻しても不思議はありません。
まとめ
ビットコインの4月6日の動きは下落となりました。
この下落により、4月7日午前7時の段階では短期サポートの近くで価格ぁ推移しています。
リップルが上昇しているため、その動きをポジティブに捉え、
日本時間で粘りを見せられるかが今後を左右することになるでしょう。