ビットコインの週末の動きは、反発も乏しく下落し、437万円まで売られる展開となりました。
ウクライナ情勢の緊張感は高まっており、行く末が確定しない限りはビットコインに強い逆風の動きが広がりそうです。
ビットコインの2月21日の概況について解説します。
(この記事は2月21日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
2月18日午前7時からの動き
2月18日午前7時、467万円で推移していたビットコイン、18日、19日は横ばいでしたが、
週明けを先取りし、20日の正午から下落します。
20日午後6時には437万円へと下落し、450万円を下回る結果となり、
午前7時現在は441万円で推移し、先物市場が開いた後の買いの動きを待っている状態です。
反発が弱く、短期の買いもほとんど入ってこず、売りにプレッシャーを与えられない動きとなっています。
ウクライナ情勢は更に警戒?!終わっても上がらない?!
今回の動きにおいて、ウクライナ情勢に機敏に反応しており、この行く末が決定しない限り、
短期の買い手も中々出てきてくれません。
現在はレンジ相場の下限にそのまま突っ込むか、それとも少しペースを遅らせるかの二極化の状態でしょう。
ウクライナ情勢で下がっているように見えますが、ただ単に2020年にの米大統領選で懸念されていた金融緩和の不確実性がなくなり、
ビットコインと仮想通貨を持つ理由が無くなっていると見ることも出来そうです。
この場合、長期的にはまだまだ下げ余地があるため、ウクライナ情勢が終わっても、
反発は一時的になるでしょう。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、432万円の位置に短期サポートが、431万円の位置に中期サポートが発生しています。
先ずはこの水準を下回らないで、1週間乗り切れるかが重要です。
レジスタンスは、短期レジスタンスがまだ471万円の位置にあり、日中のブレイクは難しいかもしれません。
夕方以降に上値を追っていく動きができるかに注目です。
まとめ
ビットコインの週末の動きは、いいところなく下落の動きとなりました。
ウクライナ情勢の緊張から、短期の買いも入る場面が減ってきており、売りにやられ放題になっている状況です。
今週は432万円を下回ることなく、上に行けるか、本日は夕方から夜間に上値を追っていけるかに注目です。