ビットコインの週明け動きは、432万円→457万円→429万円と方向感なくさまよう動きとなりました。
週明けから安値を模索しなかった点は評価できますが、本命のNY時間に下落しており、
まだまだ弱さを感じ、ウクライナ情勢&来週に控えたFOMCが重しになっているようです。
ビットコインの3月8日の概況について解説します。
(この記事は3月8日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
3月7日午前7時からの動き
3月7日午前7時、448万円で推移していたビットコイン、先物市場明けの買いは見られず、
日本株が下落したことを受け、日本時間から売りが発生します。
午前11時には432万円へと下落し、休日の安値を更新する展開に、
ここでは432万円のサポートが機能して反転し、3月8日午前1時には457万円まで上昇します。
『本日は大丈夫』と就寝した人多かったでしょうが、そのあとNY時間に売られ、
再び安値を更新、午前4時には429万円へと戻ります。
その後は午前7時現在、443万円へと値を戻し推移する展開です。
下目線は変わらず?!ウクライナ情勢に振り回されるか?!
ここ最近、ウクライナ情勢をどのように評価するか市場に迷いがあるようで、買いも売りも短命に終わりつつあります。
原油価格が高騰し、インフレが激しく、実体経済への悪影響が懸念される中、
インフレに強いとビットコインを単純評価することもできなそうです。
ウクライナ情勢は引き続き相場を冷やし、NY時間が売られやすい下目線の動きを繰り返すと思われます。
FOMCが来週に控えている点も重石になりそうです。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、今の動きが続けば夕方から425万円の位置に短期サポート、中期サポートが発生します。
サポートが定着してこないことが多く、NY時間に注意です。
レジスタンスは前日と同じく、461万円の位置に短期レジスタンスが残っている状態です。
相場の牽引役がなく、流れが発生しにくい環境が続きます。
まとめ
週明けのビットコインは乱高下の動きとなりました。
ウクライナ情勢が依然として重しとなり、FOMCも控え方向感が出にくくなっています。
足元では小反発していますが、ウクライナ情勢に加え、FOMCも来週に控え、NY時間の売りには注意が必要です。