ビットコインの3月8日の動きは、一旦反発で小高くなる展開になりました。
ただ、460万円近くで失速しており、2月の動きに似ていることから、
460万円あたりを上限とするレンジ相場を睨んだ動きになっているようです。
ビットコインの3月9日の概況について解説します。
(この記事は3月9日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
3月8日午前7時からの動き
3月8日午前7時、436万円で推移していたビットコイン、短期サポート、
中期サポートをブレイクした状態でしたが、程なく日本時間から反発の動きとなります。
午後7時には453万円へと到達、NY時間の9日午前3時には455万円へと到達し、短期レジスタンスを脅かします。
ところがその後は再び失速し、午前7時現在は446万円で推移する展開です。
1日を通して上にも下にも行きにくい、凪の動きに変わりました。
460万円より上を封殺?!2月の動きに近い
現在の水準から上値が重い展開は、2月の急騰前の上限が、チャートの四角のように3月も意識されている形となっています。
ロシアへの経済制裁で仮想通貨市場に資金が流れると思惑がありましたが、
実際には管理規制が入り、更にロシアからの資金流入はあまり増えていないことが確認されたことから、
再び急騰前に意識が戻ろうとしているようです。
急騰前は460万円-390万円のレンジ意識になっていましたので、この動き通りであれば、
来週のFOMC前にレンジ下限を目指してもおかしくありません。
レジスタンスがブレイクされても、既に急騰時の思惑は崩れており、上昇は短命に終わりそうです。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、午後から435万円の位置まで短期サポートが上場します。
短期サポートの切り上がりは悪くないため、日本時間からの上昇を期待したいところです。
レジスタンスは461万円の位置に短期レジスタンスがあり、変化はありませんが、
上髭をつけることが多く、抜けても騙しの動きになるかもしれません。
レンジを意識しながら売り買いするといいでしょう。
まとめ
ビットコインの3月8日の動きは、狭い動きで終始しました。
460万円近くが重く、2月の急騰前のレンジ相場が意識され始めているようです。
小高くなっても上髭をつけることが多く、注意が必要です。