ビットコインは短期レジスタンスを突破して、一時494万円まで値を戻す展開となりました。
多くの投資家はここから500万円乗せを期待しているところでしょうが、
本日10日は日足で昨年の5月から10ヶ月連続の陰線を形成しているゴトウビです。
ビットコインの3月10日の概況について解説します。
(この記事は3月10日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
3月9日午前7時からの動き
3月9日午前7時、445万円で推移していたビットコイン、短期サポートがしっかりしてきたことから、正午から大きな買いが入ります。
461万円の短期レジスタンスをブレイクし、午後9時には494万円へと上昇し、
懸念材料だったNY時間もしっかりした動きで、午前7時現在は486万円で推移する展開です。
500万円へと近づいており、3月の急落前の水準へと戻しつつあります。
10ヶ月連続陰線のゴトウビを払拭できるか?!日足に注目!
本日3月10日は、あまり知られていませんがビットコインにとって鬼門の日となります。
チャートはドルベースの日足チャートで、矢印は各月の10日に打ってあります。
画像では見にくいものの、10日は2021年5月から、日足で連続10ヶ月間陰線になっている日です。
2017年からのデータでも、10日に上昇している日は少なく、パフォーマンスが悪くなりやすい日になります。
金融機関の人間なら5日、10日は『ゴトウビ』で決済が多いことを想像しますが、
ビットコインとの関係性は不明です。
ただ、10日は日柄アノマリーが特に悪いことは確かなため、買いで突っかかる必要はないでしょう。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、夕方から472万円の位置へと切り上がります。
夕方からの下げの動きは危険な兆候です。
レジスタンスは短期レジスタンス、中期レジスタンス共に500万円の位置に集中しています。
ここを抜けてきた場合、520万円程度まで再びトライするかもしれません。
ゴトウビということもあり、上昇していてもNY時間に値を消す可能性があるでしょう。
まとめ
ビットコインの3月9日の動きは、一転して上昇の動きとなりました。
ただ、本日はゴトウビ(10ヶ月連続日足陰線)となり、日柄アノマリーが悪い日です。
小高くなる場面があっても値を消すことが多く、買いは慎重に行うべきでしょう。