ビットコインの週末の動きは凪の状態となりました。
17日深夜は3月の FOMC結果公表が予定され、その前から波乱の動きが発生する可能性があり、
週末は嵐の前の静けさとなったかもしれません。
ビットコインの3月14日の概況について解説します。
(この記事は3月14日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
3月11日午前7時からの動き
3月11日午前7時、457万円で推移していたビットコインでしたが、この日は方向感なく小波乱の展開となります。
午前11時には445万円へと下落し、前日の安値を少し更新するも、短期サポートを脅かすまでには至りませんでした。
すると、午後8時には470万円へと値を伸ばすも、今度は短期レジスタンスには届かず、
休日は凪の状態となります。
12日、13日の休日は450万円から462万円の狭い範囲で終始推移し、
短期サポート、レジスタンス共にブレイクすることなく、午前7時現在は454万円で推移する展開となっています。
今週はFOMC!ネガティヴサプライズ発生か?!
今週の17日午前3時ごろにFOMCの結果公表が予定されております。
前回の0.25%の利上げを踏襲する発表になるとの予想ですが、
市場の一部ではウクライナ情勢で利上げペースを緩めると妄想している動きもあり、
この場合ネガティヴサプライズととられ、市場が荒れる可能性がありそうです。
更に加えますと、米国のインフレ率が激しく、むしろ利上げペースを早める発表をする可能性もあり、
この場合も市場の動揺が発生する可能性があります。
結果が出る数日前に織り込まれていく場合もあるため、今週はネガティヴFOMC週へとなる可能性がありそうです。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、444万円の位置に短期サポートが切り上がってきています。
この水準を下回ると、420万円から400万円を見にいく可能性があるでしょう。
レジスタンスは、467万円の位置に短期レジスタンスがあり、当面の目標となります。
依然として、NY時間の動向に注意が必要です。
まとめ
ビットコインの週末の動きは、11日に小波乱があったものの、その後は凪の動きとなりました。
今週はFOMCが予定されており、ネガティヴサプライズ気味に嵐の展開となるかもしれません。
FOMC本番前の週前半から週央まで気が抜けない展開になりそうです。