ビットコインがおよそ1ヶ月ぶりにドルベースで最高値を更新する気配になっています。
4月10日午後1時には最高値である62000ドルに迫ったものの、後一歩の所で届きませんでした。
ただ、短期サポートは切り上がりつつ維持され、上昇モードを維持したまま土日を抜けており、
今週中に最高値を超えてくる公算が高いです。
ビットコインの4月12日の概況について解説します。
(この記事は4月12日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。
4月9日午前7時からの動き
4月9日にサポートラインが発生し、しっかりしていた動きだったビットコインでしたが、
630万円から徐々に切り上がっていく動きとなります。
4月9日午後8時には645万円まで上昇し、4月10日午後2時には668万円まで急騰、
中期レジスタンスの656万円をブレイクし、ドルベースの最高値に近づきます。
このまま一気に最高値を更新しそうな勢いでしたが、NY時間は売りが出て急騰分を殆ど消し、
4月11日の午前5時には640万円まで戻り、その後は小動きで推移、4月12日午前7時には656万円となっています。
高値からは少し下落していますが、短期サポートはこの間しっかり維持されているため、上昇モードはずっと維持されています。
最高値を今週更新するがピークアウトに注意?!
4月10日に最高値を狙い、弾かれていますが、短期筋の動きは旺盛で、
最高値を狙うシナリオに変更はないかと思われます。
ただ、予想ボラティリティは低く、市場のエネルギー不足は続いているため、
最高値を更新した後の動きに気をつけた方がいいでしょう。
最高値を更新し、値が伸びていかないようなら売りこまれる可能性があります。
特に日本時間に最高値を更新すると、
忘れ物を取りに戻っただけのような動きになりやすく注意が必要です。
今日のサポート&レジスタンス
4月12日の短期サポートは窮屈な位置に上がってきます。
午前中は640万円の位置にありますが、午後には649万円まで上がります。
午後からはあまり下がる余裕がありません。
レジスタンスは短期レジスタンスが665万円の所にありますが、
こちらもすぐ切り下がりますのでブレイクしやすくなります。
短期サポートを維持できず、短期レジスタンスが維持されたら、最高値更新は遠のくでしょう。
日本時間の動きに注目です。
まとめ
ビットコインは今週最高値を狙う展開になりそうですが、
市場エネルギーが不足している中、最高値を更新した後ピークアウトする可能性があります。
日本時間の動きには特に注意を払った方がいいでしょう。