ビットコインの週末の動きは、下げ進まれることはなかったものの、反発も乏しくイマイチな動きとなっています。
4月も中旬に入り、今週の週央までに反発がなければ、円安をプラス材料する流れが終わり、
長期下落シナリオが台頭してくるタイミングとなりそうです。
ビットコインの4月11日の概況について解説します。
(この記事は4月11日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
4月8日午前7時からの動き
4月8日午前7時、539万円で推移していたビットコインでしたが、
下げのスピードも遅い状態で、ジリジリ下げ続けます。
4月9日にさの日付が変わった頃に、547万円へと上昇するも、そのあとすぐに下げ、
4月9日午前8時には524万円へと下落していきます。
休日はあまり動くことはなく、4月11日午前5時に539万円へと上昇していたものの、
先物市場が開く時間に再び下げ足を強め、午前7時現在は524万円と再び底値水準をつけている動きです。
円安で長期下落トレンドに転換か?!
10日の午前9時起点の日足チャートは、前回記事でまとめた通り、目下11ヶ月連続陰線で、
今回も陰線になる可能性が高まりました。
ここまで下げ続けると円安を背景に上昇していた3月の動きの修正のシナリオも考えなければいけないでしょう。
本来、円安の裏側のドル高の動きが発生している場合、ドルの代替需要としての価値を失ったビットコインは売られる方向に傾きます。
3月はドル高局面でどちらかというとビットコインは買われており、
10円規模の円安の動きもあってビットコイン価格を押し上げました。
時間が経つごとに投資家が冷静になり、円安ドル高がビットコインの重石となっていき、
長期下落トレンドへと転換を始めたかもしれません。
毎月10日は11ヶ月連続日足陰線・・・https://bitcoin-valley.com/news/btcmarket-272/
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、変わらず520万円の位置に中期サポートがあり、ここを死守できるかに注目です。
520万円を死守できない場合は、500万円の攻防へと移るでしょう。
レジスタンスは短期レジスタンスが545万円の位置にあり、ブレイクは中々難しそうな展開です。
週明けの雰囲気替えを期待しましょう。
まとめ
ビットコインの週末の動きは、上昇に乏しく先物市場明けから再び下落しています。
円安がプラス材料視されていましたが、時間が経つと共に冷静にマイナス評価へと変わりつつあるようです。
長期下落トレンドが復活している可能性もあり注意が必要です。