ビットコインの4月11日の動きは、節目の520万円で粘りましたが、欧州時間から下落し、
500万円割れの悪い動きとなりました。
ボラティリティが過去1年間の最低水準まで低下中で、
ゆっくりと下げるため中々反発を起こさない茹でカエル相場になりつつあるようです。
ビットコインの4月12日の概況について解説します。
(この記事は4月12日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
下落!4月11日午前7時からの動き
4月11日午前7時、530万円で推移していたビットコイン、程なく520万円手前に低下します。
ただここは中期サポートが機能して、一旦530万円へと押し返しますが、欧州時間から再び下落、
NY時間も売り進められて、4月12日午前7時には491万円まで下げる展開です。
一回の下げは小さいものの、大きく下げないためあく抜けしにくい悪い展開が続いています。
ボラ低下で投資家は茹でカエル状態
現在の状態は、中長期投資家にとって試練のときです。
すっぱり諦めるにしては下落スピードが緩やかのため、売りを我慢してしまい、
むしろ買い増しをしてしまいそうになります。
動きの鈍さはボラティリティが示しており、下記サイトの30日間のボラティリティは1年間の最低水準となっています。
ボラティリティが低下しているということは、上に行くエネルギーも不足しており、
気が付いたら中長期投資家は鍋の中でゆっくり茹で上がった茹でカエルになっているかもしれません。
参考:ビットコインボラティリティ指数・・https://www.buybitcoinworldwide.com/ja/volatility/
4月12日短期予想!本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートはブレイクされたばかりで、発生は最短で夕方以降になりそうです。
円安が進んでおり、勘違いした日本勢が飛びつく可能性がありますが、
前日更新の記事の通り円安の起点となるドル高はビットコインの売り材料と見るのがセオリーです。
進んだ円安以上に下がるので、日本時間は買いに行き難いでしょう。
レジスタンスは短期レジスタンスが536万円の位置に降りてきています。
一転して切り返しに期待したいところですが、難しいかもしれません。
4月11日更新・・https://bitcoin-valley.com/news/btcmarket-273/
まとめ
ビットコインはジリジリ下がり、とうとう500万円を割れてしまいました。
ボラティリティが低下しており、小刻みに下がるため逃げ場を失う、茹でカエル相場のようです。
日本時間に円安を材料に買う動きがありますが、基本日本時間は見送ったほうがいいでしょう。