ビットコインの週明けの動きは上昇し、再び520万円近くまで戻す展開となりました。
ただ、ドルベースの月足チャートは3月安値に近づいており、綾戻しの動きと考えるのが適当かもしれません。
ビットコインの4月19日の概況について解説します。
(この記事は4月19日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
日本時間に下落!4月18日午前7時からの動きをチャートで復習
4月18日午前7時、508万円で推移していたビットコイン、オワコン化の影響からか、
日本時間に株式市場が崩れたとともに下落します。
短期サポート、中期サポートをブレイクし、
午後2時には488万円をつけ、4月12日につけた安値を更新、ただここからは粘りを見せNY時間に移ります。
NY時間からは前日更新の記事で書いた通り、日次アノマリーが悪いのは週央からでレンジに戻す修正が入る展開に、
4月19日午前5時には521万円へと反発し短期レジスタンスをブレイク、その後は午前7時現在、518万円で推移する展開です。
4月18日更新・・https://bitcoin-valley.com/news/btcmarket-278/
ドルベースの月足チャートを見ると下落トレンド!
週明け上昇したビットコインでしたが、持続性のある反発をするかは懐疑的で、
下落中の綾戻しの可能性が高そうです。
3月は円安が大きく進んだため、ドルで見る海外と日本人の間の意識差が大きくなっています。
チャートで見れるように、ドルベースの月足チャートでは、
3月の安値である37169ドルに近づいており、4月、5月へと続く下落トレンドの最中に見えます。
日本円での3月安値は428万円になり余裕がありますが、
ビットコインの中心となるドル圏の人たちは長期下落と考えている可能性がありそうです。
537万円に行くと?!本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、前日にブレイクされ、483万円の位置から始まります。
切り上がりは明日の朝以降になりますので、それまでに上値を切り上げておけるかに注目です。
レジスタンスは短期レジスタンスはブレイクされたものの、
527万円の位置に3月28日に発生して以降ブレイクできていない、中期レジスタンスが残っている状態です。
さらに上の537万円の位置に爆発ポイントがあり、ここを抜ければ上に行く可能性があります。
まとめ
ビットコインの週明けの動きは、日本時間に下落したものの、NY時間に反発の動きとなっています。
ただ、ドルベースの1Mチャートでは3月の安値に近づいてきており、
下落トレンドの中の綾戻しと捉えられていそうです。
527万円を超えて、537万円まで迫れるかに注目しましょう。