ビットコインは米国の株高と円安が追い風となり、537万円の爆発ポイント手前まで上昇してきています。
一方で本日から日次アノマリー的には下げ相場が発生しやすく、
日足ベースで元の位置に戻る可能性があるため注意が必要です。
ビットコインの4月20日の概況について解説していきます。
(この記事は4月20日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
上昇!4月19日午前7時からの動きをチャートで復習!
4月19日午前7時、517万円で推移していたビットコイン、1日を通して堅調な相場展開となります。
午後9時には527万円を突破、3月28日から長く続いた中期レジスタンスをブレイク、
その後も動きは固く、日付が変わる頃には537万円へと上昇し、爆発ポイントの537万円にかすります。
その後は4月20日午前7時現在、535万円で推移する展開です。
日次アノマリー悪化の本日は注意?!
日本円ベースで見ると強そうに感じますが、今回の上昇の主因はドル円が130円台を伺っており、
ビットコインの価格に高い下駄を履かせている事となります。
NY株価が堅調であったため、ドルベースでもビットコインは底堅い結果となっていますが、小高いだけで反発したとまでは言えません。
ドルベースではチャートのように、4月11日につけた高値付近で止まっているため、レンジ相場とみなすとまた元に戻る可能性があります。
本日からは週央となり、日次アノマリーが悪化していくため、5%程度の下げに注意が必要です。
参考・・・https://bitcoin-valley.com/news/btcmarket-278/
本日のサポート&レジスタンス。ナイフ型チャートに注意?!
本日のサポートは、510万円の位置へと短期サポートが切り上がった状態です。
NY時間から下がって来て、ナイフのような形のチャートを作る場合は危険な兆候になります。
レジスタンスは現在発生しておらず、発生は高値を更新しない場合は正午すぎになりそうです。
相場の継続性に注意しながら、逃げ足は早くしたほうがいいでしょう。
まとめ
ビットコインは円安、NY株高もあり、537万円の爆発ポイント付近まで上昇しています。
ただ、本日からは日次アノマリーが悪化するため、相場の失速に注意が必要です。
ドルベースではレンジ相場の範囲内のため、元の位置に戻る動きが発生するかもしれません。