週明けのビットコインは遂に、ドルベースで年初来安値を更新する、大暴落となりました。
FOMC終了後に一瞬逆の動きを見せましたが、長期的にはセオリー通りと言えそうです。
FOMC後に動きが明確になってきており、今回はFOMCと日本の金融政策が及ぼす、
ビットコインへの影響を交えて、概況について解説していきます。
(この記事は5月10日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
良いところなしで暴落!5月9日午前7時からのチャート
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月9日午前7時、448万円で推移していたビットコイン、高値はここまでで後はサポートを発生させることなく、綺麗に下落していきます。
5月10日午前4時には396万円へと下落し、400万円を割れる展開に、午前7時現在は408万円で推移する展開です。
反発なく下落する、短期の逆張りが効かない下げ方です。
今復習しておくべきFOMCと日本の金融政策の影評価方法は?!
5月5日発表のFOMCで0.5%の利上げが発表された後、最初は逆の動きを見せましたが、
515万万円を高値に一気に下落しています。
先月には日銀決定会合で緩和継続から円安にふれ、これを材料に買い向かった日本勢は大ダメージを受けているでしょう。
FOMCと日本の金融政策がビットコインに与える影響を米国サイドから見て、今一度復習すると、
- FOMCが金利を上げる局面では、ドル高によるドル回帰でビットコインから資金が流出する
- リスク資産縮小から、オルタナティブ投資の仮想通貨も売られる
となり、株式市場以上にビットコイン等の仮想通貨は中長期で売り圧力が強くなるのがセオリーです。
日本の金融緩和継続は、ドル高によるドル回帰の一因となり、円安にふれた以上に売られる材料で、
FOMC後は不確定要素も無くなり515万円から暴落へと繋がっていきます。
タイミングが悪いことに、本日は12ヶ月連続陰線となっているゴトウビのため、
日足陰線となり売られることが多く注意が必要です。
参考:5月6日更新(FOMC終了で好材料ゼロ)・・https://bitcoin-valley.com/news/btcmarket-288/
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは発生しておらず、依然拠り所がない状態からのスタートです。
正午過ぎから、396万円の安値を起点に発生するため、その後390万円をキープできるかに注目です。
レジスタンスは短期レジスタンスが447万円の位置にあり、夜間から切り下がります。
NY時間に425万円あたりを回復できれば、一度売りが一服するかもしれません。
まとめ
ビットコインは週明けから暴落となりました。
FOMC後はドル回帰、リスクオフの動きから、ビットコイン等仮想通貨はさらに売られる展開へと移っています。
円安は悪材料のため、円安で購入するのはやめた方がいいかもしれません。