ビットコインは日本人が起きている時間に391万円と、金曜日の水準をほぼ回復したものの、
週明けの先物市場ギャップ埋めから再び372万円へと戻っています。
日本人が就寝し、欧州とNY勢に入れ替わると売られる、NY時間が逢魔時(昼と夜が変わる、
魔物に遭遇する時)の構造は継続中です。
ビットコインの5月24日の概況について解説します。
(この記事は5月24日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
またまたNY時間に下落!5月23日午前7時からのチャート
5月23日午前7時、383万円で推移していたビットコイン、先物市場明けは上昇から始まります。
午後3時には391万円へと上昇し、週末前の水準へと戻しましたが、NY時間からは想定通り先物ギャップ埋めの動きとなり、5月24日午前5時には371万円に下落します。
その後午前7時現在は372万円で推移し、唯一買いに回っている日本時間を待っている状態です。
NY時間は完全に魔が出る!365万円を下回ると危険な状態!
23日の動きは、前日更新の記事の通り、見事なギャップ埋めとなりました。
GW前から、日本時間で買われ、NY、欧州勢に入れ替わったあとに売り込まれる、嵌め込み相場が続いていましたが、今回もギャップを埋める形で発生しました。
通常、上昇相場においてのギャップ埋めは買い場ですが、下落相場でのギャップ埋めは弱気の再来となります。
中期サポートの365万円が近づいており、ここを下回ると350万円、330万円へと売られていきそうです。
NY時間にヘッジファンドが動いているような動きのため、依然として大暴落に注意したいところです。
参考(NY時間からギャップ埋め、日本時間は高値掴み)・・https://bitcoin-valley.com/news/post-22172/
365万円頼み!本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、切り上がった短期サポートが前日ブレイクされ、365万円の中期サポートを残すのみです。
この位置を維持できるかに注目しましょう。
レジスタンスは396万円の位置に短期レジスタンスが再び発生し、ブレイクは困難そうです。
底抜け気配のため、買いは夜間から安値を更新してないことを確認してからでいいでしょう。
まとめ
ビットコインの週明けの動きは、見事なギャップ埋めの形となりました。
NY時間に下落する傾向があり、日本時間は高値掴みになりやすくなっています。
本日は底抜け気配が出てきているため、暴落に注意しましょう。