ビットコインは日本時間に上昇し、最高値を707万円まで伸ばした後、
NY時間に下落する展開になりました。
今回の下げで4月8日以来ずっと続いていた短期サポートがブレイクされているため、
一旦707万あたりを天井とする意識が強まりそうです。
ビットコインの4月15日の概況について解説していきます。
(この記事は4月15日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
4月14日午前7時からの動き
4月14日午前7時、688万円で推移していたビットコインですが、
最高値を更新し午後3時には707万円をつけます。
その後は高値を伸ばしてくることはなく、
4月15日の午前2時には切り上がってきた短期サポートをブレイクし、670万円まで下落、
足元では反発して前日と同じ水準の685万円まで戻る展開です。
4月14日の記事で書いた通り、市場エネルギーが低いため、上昇余地は小さくなる展開になっています。
707万円が短期的な天井になった可能性?!
今回、4月8日から続いていた短期サポートをブレイクしていることは、一つの基調変化と考えます。
市場のマインドは大きな変化がないと見ているため、
一気の上昇は起こりづらい状況は変わらずドルベースが6.5万ドルの所で弾かれたことにより、
短期の天井となったかもしれません。
今回中期サポートは守られていますが、中期サポートも本日の661万円の所まで切り上がるため、
ブレイクしやすくなります。
日本時間に再び戻すかが今後の行方を左右するでしょう。
今日のサポート&レジスタンス
今日のサポートは短期サポートはブレイク中ですが、
今の動きが続けば本日の夜には昨日の安値を起点とする位置に発生します。
まずは夜まで昨日の安値の670万円を更新しない動きにならないといけません。
中期サポートは649万円でまだ余裕がありますが、夜以降661万円まで切り上がります。
欧州時間からNY時間に最近は売りが出て来ることが多いため、
日本時間の日本勢がどこまで頑張り余裕を持たせられるかが重要です。
レジスタンスは短期レジスタンスが709万円の所にあり、深夜にかけて694万円に降りてきます。
694万円をクリア出来たら、一旦落ち着きを取り戻すかもしれませんが、
670万円を下回ると中期サポートまで売られる可能性があるので注意が必要です。
まとめ
4月15日のビットコインは大方の予想通り上昇余地は小さく、最高値を少し更新するも下落し、
4月8日以来続いていた短期サポートをブレイクしています。
この動きで、一旦短期的な天井を意識する可能性がありそうです。
日本時間にどれだけ戻せるかで今後の行方が変わるでしょう。