ビットコインの6月21日の動きは、円安に助けられて、300万円回復を試すも失敗に終わりました。
週明けから再び円安が進んでいますが、流石に日本勢も円安を悪材料と捉え始めており、
株価の回復に比べて小さい反動で終わっています。
円が136円まで円安に進んでおり、
1998年の水準のら147円を目指していそうです。
ビットコインの6月22日の概況について解説します。
(この記事は6月22日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
300万円回復失敗!6月21日午前7時からの動き
6月21日午前7時、275万円で推移していたビットコイン、円安と株高からじわじわと上昇する展開となります。
午後11時には短期レジスタンス、中期レジスタンスをブレイクし、295万円へと上昇するも、
その後は再びだれてきており、午前7時現在は284万円へと戻す展開です。
上昇ペースが遅いため、短期の買い手の士気も低とみられ、
このままでは200万円台が定着しそうな流れになります。
ドル円は136円!1998年の147円を捉えそう?!
ビットコイン暴落の裏で、ドル高が進み、一ドル136円まで円安となっています。
今の水準は近年既に参考とするものが無く、1998年の147円まで遡ります。
現在の日銀当座預金は500兆円以上あり、当時の100倍程度と思われるため、
147円も通過点になり円安は止まらないかもしれません。
円安、ドル高は6月7日更新の記事で書いた通り、ビットコイン、仮想通貨全体の中長期的なマイナス材料になりますので、
円安で飛びついた人達はまた嵌め込まれていきそうです。
6月7日(円安で400万円に飛び付いた日本人)・・・https://bitcoin-valley.com/news/btcmarket-306/
本日のサポート&レジスタンス
本日はレジスタンスが一新され、新たな下落相場に突入するかに注目です。
サポートは262万円の位置に短期サポートが切り上がり、夜間からは270万円へと更に切り上がります。
NY時間までに切り返しがないと、夜間から厳しい展開になるでしょう。
レジスタンスは302万円の位置に短期レジスタンス、中期レジスタンスが新たに発生した状態です。
夜間までに高値に戻せなければ、再び下落モードに入りそうな雰囲気です。
まとめ
ビットコインは円安に助けられているものの、300万円回復に失敗する展開です。
ドル円が147円を目指していそうで、ビットコインの長期的な重石になっていくでしょう。
日本勢も円安で飛び付かなくなり、依然として苦しい展開が継続しています。