ビットコインの4月19日から20日の動きは、午前に上値を追ったものの、午後からの動きがイマイチな動きとなっています。
短期レジスタンスブレイクに失敗した動きで、上値が重く、
早期の6万ドル回復は遠のいた感じの動きです。
4月20日のビットコインの概況について解説していきます。
(この記事は4月20日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
4月19日午前7時からの動き
4月19日午前7時、ビットコインは619万円で推移、その後午前10時には635万円まで上昇します。
この後に円高に加え、日本で少し割高に推移していたビットコイン価格のプレミアが、
剥落した事が重しとなっていきます。
午後から短期レジスタンスが切り下がったものの635万円の高値を起点に変わっているため、
ブレイクできません。
上値が重いと本番のNY時間で売られ、日付が変わる頃には588.7万円まで下落、
その後は610万円まで戻しています。
明日21日から23日頃が危険?!
4月20日の短期レジスタンスブレイク失敗で、早期のドルベース6万ドル回復は難しい展開になりそうです。
本日上昇出来なければ、明日以降は中期レジスタンスが下がってくるため、更に環境は悪くなります。
海外取引所で短期筋は既に離散しており、市場エネルギーは停滞したまま、
加えてここに来て3月下旬からの牽引役の日本勢の動きもプレミアがはげ落ちるなど怪しくなっています。
本日中に短期レジスタンスをブレイクし、しっかりした動きにならないなら、
長期トレーダーは見送った方が無難でしょう。
本日のサポート&レジスタンス
本日は短期のサポートとレジスタンスの差がかなり縮まります。
まず、短期のサポートは前日の安値を起点とする587万円のところに切り上がってきています。
この水準を下回った場合は中期レジスタンスの578万円以下まで一気に突き進む可能性があり、
注意が必要です。
短期レジスタンスは現在635万円のところにありますが、今の動きが続けば正午からは630万円、
夜には623万円のところまで降りてきます。
日本時間に売られるようだと危険な兆候です。
NY時間はここ最近昨年から買っている層から利食い売りが出てきて売られる事が多いため、
日本時間にしっかりとした動きを期待しましょう。
まとめ
ビットコインは4月19日短期レジスタンスブレイクに失敗し、
早期の6万ドル回復は難しい様相となっています。
明日以降環境は更に悪化するため、本日中に上値を伸ばす動きにならなければ、
中期から長期にかけて厳しい展開になりそうです。
日本時間の買いに期待しましょう。