ビットコインは21日午前7時現在、日足ドルベースチャート(午前9時基準算定)で陽線を維持しています。
午前9時まで後2時間ありますが、4月16日から続く連続陰線は4日連続で止まりそうな動きになっています。
連続陰線は止まりますが、アノマリー的に21日と22日が下げやすく、山場となりそうです。
4月21日の概況について解説します。
(この記事は4月21日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
4月20日午前7時からの動き
4月20日午前7時に609万円で推移していたビットコインですが、日本勢は既に余力がなくなっているのか、午前11時には581万円まで下落してしまいます。
この動きで587万円の短期サポートをブレイクし一気に売り込まれそうでしたが、中期サポートの578万円は土俵際で死守する事ができ一旦反発、21日午前6時には616.8万円まで上昇し短期レジスタンスにかする動きとなっています。
日足4日連続陰線は凶兆か?
ビットコインはドル日足ベースで、一昨日まで4日連続陰線を続けていました。
日足で連続陰線になるケースは少ないため、連続陰線が止まった後の次の日の動きが重要です。
21日、22日はアノマリー的にパフォーマンスが悪い日になり、更に22日には中期レジスタンスも大きく切り下がるため、本日から明日にかけ山場となる可能性があります。
停滞を払拭して安心感が出るには、短期レジスタンスをキチンとブレイクし、58000ドルより上に行き、しばらく維持する必要がありそうです。
今日のサポート&レジスタンス
サポートは短期サポートが昨日ブレイクされたものの、本日の午前中に580万円のところに復活します。
次の日の朝までこの水準を下回らない事がまず重要です。
レジスタンスは短期レジスタンスがかすっただけで、まだブレイクされていないように見えるため、617万円のところに残っていると判断します。
まずは短期レジスタンスをキチンとブレイク出来るかが上昇には重要です。
中期サポートをブレイクの場合は、本格調整の可能性が出てくるため、一度相場から離れた方がいいかもしれません。
まとめ
ビットコインは日足ドルベース4日連続陰線で止まりそうですが、21日から22日にかけて日柄が悪く、まだ危機が去ったとは言い難い状況です。
本日は短期レジスタンスをブレイクし、58000ドルを維持できるかに注目しましょう。
昨日の安値を更新し、下に行った場合は要注意です。
買いは様子を見たほうがいいでしょう。