ビットコインの8月3日の動きは、大きく上昇することはないものの、
下げは限定的で316万円まで上昇する動きとなりました。
ドル円が131円の円高に進んだ後、133円に戻したことにより、
日本勢の動きが少し解凍され始めたかもしれません。
ビットコインの8月4日の概況について解説します。
(この記事は8月4日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
概ね横ばい?!8月3日午前7時からの動き
8月3日午前7時、296万円から307万円へと上昇してから始まったビットコイン、
午後1時に302万円に売られるも、300万円を割れることはなく、底堅い展開となります。
欧州勢が合流するタイミングで前日の高値を更新、午後9時には316万円へと上昇、
NY時間は横ばいからやや下落し、8月4日午前7時現在は309万円で推移する展開です。
300万円を割らなかったのはプラス材料ですが、短期レジスタンスに弾かれた形になり、
状態は半分半分くらいと見える動きとなっています。
円安がプラス材料視?!早晩修正か?!
為替相場が大きく動いており、ドル円は140円を伺った後、131円まで下落し、直近は133円へと下げ止まっています。
2日からの296万円から316万円に戻した動きは、再び円安傾向に反転したことを材料視した日本からの買いが入ったかもしれません。
ただ、円安はドル高の裏返しで、ドル回帰の流れからビットコインにはマイナスで、
中期的には売られ始めます。
ドル資金逃避から、現在の相場が修正され、再び300万円以下に突入する可能性もあり、
上昇は一過性のものと見ておいた方がよさそうです。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、現在298万円の位置にあります。
300万円を割れる展開では、280万円あたりに戻る展開が想定されます。
レジスタンスは昨日かすった、短期レジスタンスが316万円の位置に残っているままです。
ここを上回り、中期レジスタンスの327万円に迫れるかに注目です。
まとめ
ビットコインは底堅く推移し、316万円まで上昇しました。
ドル円がプラス材料視されていますが、依然として継続するかは疑問符がつく状態です。
本日は300万円を割れると、280万円程度の攻防まで戻る可能性があります。
日本勢の動きに元気が戻ってきたかに注目です。