ビットコインは23日午前6時に5万ドル手前まで下がり、そのあと小康モードに入っています。
21日から22日にかけては日柄が悪く、下がるのは従前の予想通りでしたが、
今回5万ドル手前の土俵際で残ったことはポジティブな材料になるかもしれません。
ビットコインの4月23日の概況について解説します。
(この記事は4月23日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
4月22日午前7時からの動き
4月22日午前7時、592万円で推移していたビットコイン、
午前11時まで売られる動きになり570万円を付け、その後は反発し午後11時に600万円まで上昇します。
『今日は大丈夫そう』と眠りについた買い方も多かったと思いますが、
短期レジスタンスはブレイク出来ていないため基調は変化しておらず、
23日の午前2時から下げ始め、午前6時には直近の安値を更新、544万円まで下落します。
このときにドルベースでは5万ドル手前の50500ドルまで下落しており、
5万ドルをなんとか維持できた形です。
その後は557万円に戻し、9時以降の日本勢を待ってる状況になっています。
5万ドル手前の反発は僅かな光か
今回、一気に5万ドルを割れなかったことは、下落相場で光明と言えるかもしれません。
22日から23日にかけて日柄が悪いため、大暴落もありえましたが、
今回5万ドルを渋とく維持したことにより、
- このまま5万ドルを維持して、週末にかけて安定していく
- 一度5万ドル割れるも、大きく売り込まれず週末にかけて安定していく
の2つのどちらかになる可能性が高いです。
日本時間はまだ売り物があるので、後者と思いますが、予想ボラティリティが低く下に行き過ぎる雰囲気ではないため、
5万ドル割れたら短期的に買ってもいいのではないでしょうか。
5万ドル割れ後に勢いよく落ちる場合は、4.4万ドル台まで下げるかもしれないため、
短期決戦を意識しましょう。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートはブレイクされたばかりで、今の動きが続いたとして発生は夜間になります。
サポートが発生するタイミングも一つの節目になりそうです。
レジスタンスは601万円のところに降りてくるため、当面はこの水準のクリアが目標です。
中期レジスタンスが618万円まで降りてきており、週末にかけてブレイクできれば来月に繋がるでしょう。
先週は仕掛け的な売りに見舞われましたが、
振り回しもエネルギーが必要ですので、今週は穏やかになる見通しです。
まとめ
23日の相場はビットコインは5万ドル手前の土俵際で残る動きとなりました。
下落モードの中、5万ドルを維持できたのは、僅かな光明と言えるかもしれません。
本日、短期決戦で買いを入れやすくなる場面も訪れ、週末は先週より穏やかになることが予想されます。