ビットコインの8月24日の動きは、300万円台回復に迫るものの、失敗して値を消しつつあります。
NYダウは5月初旬の水準ですが、ビットコインはそこまで戻すには程遠く、弱過ぎる展開が続いています。
ビットコインの8月25日の概況について解説します。
(この記事は8月25日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
8月24日午前7時からの動き
8月24日午前7時、294万円で推移していたビットコインでしたが、今週は動きを消したまま、
横這いの推移が続きます。
午前11時に289万円へと売られるも、下値を模索する動きにはならず、25日午前1時には299.8万円と300万円間近に迫る展開に、
ただ、300万円回復には至らず、午前7時現在は294万円へと戻って推移しています。
短期サポート、短期レジスタンス共にブレイクできず、狭い範囲での様子見の動きが続きます。
ビットコイン、株価との比較なら弱すぎる?!
上はNYダウの日足チャート、下はビットコインの日足チャートで、
NYダウは5月4日あたりの水準に戻り、直近では再び下落基調の動きを見せています。
一方でビットコインは5月4日の水準となる500万円台に近づくどころか、
300万円乗せで安定することにも四苦八苦しているような状態です。
5月には『なんちゃってステーブルコイン』のLUNAが暴落し、
仮想通貨市場の取引業者への信用不安へと波及したマイナス材料がありましたが、
パニック的な売りが終わった後も価格は戻る気配がありません。
株価との比較だと弱すぎるように見えますが、仮想通貨は金融引き締め下の最弱資産と考えた方が妥当なため、
NY株価より早く大きく下落するのが当たり前なのかもしれません。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは変わらず、283万円の位置に短期サポートが動かない状態です。
短期レジスタンスは301万円の位置にあり、中期レジスタンスが303万円に落ちたことから、
ブレイクはしやすいものの、価格以上の距離を感じるままです。
明日からジャクソンホールが始まり、金融市場の動き次第では大幅下落も考えられます。
まとめ
ビットコインは300万円突破を狙ったものの失敗し、値を消す展開になっています。
NY株価に比べると売られすぎの展開が続きますが、買い手が興味を失っており、
苦しい展開が続きそうです。
明日から始まるジャクソンホールで大幅下落の可能性もあり、注意しましょう。