ビットコインは29日の上昇分を見事に消し、短期の戻りは終わった動きになっています。
本日は夕刻にユーロ圏の消費者物価指数、ユーロCPIが予定されており、
月末での波乱要因になる可能性がありそうです。
ビットコインの8月31日の概況について解説します。
(この記事は8月31日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
8月30日午前7時からの動き
8月30日午前7時、280万円で推移していたビットコイン、
正午から短期レジスタンスが発生した後、一度前日の高値を更新します。
午後4時には285万円をつけるも、反撃もここまでで、欧州時間には売られ、
8月31日午前1時には271万円へと週明けの水準へと戻ります。
その後は午前4時に279万円へと戻したものの、午前7時現在は275万円と、
再び安値を狙いそうな雰囲気で推移中です。
円安時に発生しやすい、日本人嵌め込み型の下落相場で、
5月頃の下落相場で見られた動きに近くなっています。
本日はユーロCPI!タカは2羽いる?!
ジャクソンホール以降、NY株価は3日連続日足陰線をつけており、ダメージが大きそうです。
NY株価が反転し、上昇基調を作らない限り、ビットコインも300万円回復は難しいでしょう。
本日はユーロCPIが午後6時に予定されており、この結果次第では本日の相場は大荒れしそうです。
ユーロ圏も9%とインフレが高く、ECBも利上げを急いでおり、FRBと共にタカは2羽います。
月末相場は反転しやすいものの、ユーロCPIが予想より高い事を悲観する動きで、欧州株価、NYダウと波及し、大荒れするかもしれません。
NY株価次第?!・・https://bitcoin-valley.com/news/btcmarket-362/
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、変わらず268万円の位置のままです。
ここを下回ると、250万円を目指すかもしれません。
レジスタンスは289万円の位置に短期レジスタンス、291万円の位置に中期レジスタンスがあります。
ここまで戻せる元気があるかに注目です。
昨日高値掴みをさせられ、日本時間は売りが発生しやすくなるでしょう。
まとめ
ビットコインは週明け上昇分の値を消し、再び下落基調です。
本日はユーロCPIが予定されており、結果次第で相場の波乱要因になりかねません。
夕方からの動きに注意しましょう。