ビットコインは下落トレンドから反発し、値を戻したあと、
今度は強気と弱気が交差するこう着状態になりつつあります。
ファンダメンタル的に予想ボラティリティが低く、短期筋の動きも低調なため、
積極的に買う理由も売る理由も無いエネルギー不足のようです。
ビットコインの4月29日の概況について解説します。
(この記事は4月29日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
4月28日午前7時からの動き
4月28日午前7時、601万円でスタートしたビットコインですが、
午前10時には608万円に上昇、爆発ポイントの604万円をクリアします。
爆発ポイントを超えた割には動きは乏しく、午後3時には586万円に売られ、
その後一進一退でしたが、4月29日午前5時に612万円まで上昇し前日の高値を更新、
その後すぐに588万円近くまで下落する売り買い両成敗のような動きとなりました。
売りが出てきたものの、短期サポートを割らずに反発していることは一定の強さとして評価できます。
ただし上の方で買ってしまった人はまだまだ沢山いるようで、上値は重く、強気と弱気が交差する動きです。
相場は深刻なエネルギー不足
足元は今回の下落で短期筋が離散しており、積極的に買いポジションを作る環境ではありません。
加えて予想ボラティリティも低く、動きが買いでも売りでも限られてきています。
しばらくはエネルギー不足相場が続きそうで、GW中はこの動きが継続するかも知れません。
今日のサポート&レジスタンス
今日のサポートは、短期サポートが585万円まで、中期サポートが567万円まで上昇しています。
短期サポートがブレイクされそうでされないことは、
短期的な上昇モードは継続していると言えそうです。
レジスタンスは現在、短期レジスタンス、中期レジスタンス共に発生していません。
今日の動きは短期サポートを割らず、612万円の高値を超えてレジスタンスを発生させないまま、
上昇出来るかに注目です。
まとめ
ビットコインの27日から28日午前7時にかけての動きは下落、上昇、下落といった強気と弱気が交差する動きになっています。
根底にあるのが予想ボラティリティの低調さで、
積極的に買う理由も売る理由も無いエネルギー不足相場です。
短期サポートは割っていないため、引き続き短期サポートブレイクがないまま上昇出来るかに注目するといいでしょう。