ビットコインの10月28日の動きは、高値を更新する事なく、300万円を割れる展開となっています。
ドル円は一時145円と円高傾向で、円高を嫌気した日本勢からの売りが増えそうです。
ビットコインの10月28日の概況について解説します。
(この記事は10月27日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
上値が重く300万円割れ?!10月27日午前7時からの動き
10月27日午前7時、303万円で推移していたビットコイン、前日の高値の309万円を目指すような動きになりません。
日本時間はジリジリ下落し、夜間に再び304万円へと戻すも、NY時間も重く300万円を割れる展開となっています。
28日午前5時には296万円をつけ、午前7時現在は297万円で日本時間を待つ展開です。
309万円の高値をつけてから1日以上経っており、ここ数ヶ月の傾向なら中期の下げトレンドが発生する動きです。
ドル円は一時145円近くに?!円高を嫌気し日本からの売りが出る?!
ドル円は150円での介入後、日本政府の本気度から完全に潮目が変わった動きとなっています。
145円をつけて、年内はFOMCの見通しから調整の動きへと変わりそうです。
3月の大きな円安トレンドになった際、ビットコインは450万円から600万円へと急進した動きがあります。
この際に『円の価値が下がるのでビットコインに退避』といった間違った思惑からビットコインを買った日本勢が多く、
円高傾向でポジション維持の理由が無くなり、高値掴みの損切りをしてくる可能性があるでしょう。
最近は日本時間に上昇が皆無となってきており、日本時間からの下げに気を付けたいところです。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、変わらず291万円の位置に短期レジスタンスがある状態です。
ここ数ヶ月、280万円が落ち着くようで、290万円割れは、即280万円へと戻る動きになるかもしれません。
レジスタンスは310万円の位置で、動きがありません。
休暇中は動きが少なくなりますが、FOMC前で仕掛ける動きもあるかもしれません。
まとめ
ビットコインは再び300万円を割れ、当面の天井に達したような動きです。
円安傾向が明らかに止まっていることから、今後は日本勢からのビットコイン売りが増える可能性があります。
来週はFOMCで、大きな動きにも注意しましょう。