週明けのビットコインは221万円まで売られたものの、夕方にバイナンスが事業再生ファンドを設立すると報道され、241万円まで戻し、
その後再び229万円へと値を消しました。
FTX破綻から大規模投資家から抜け出す中で、事業再生ファンドは焼け石に水で、
延命措置程度に終わりそうです。
ビットコインの11月15日の概況について解説します。
(この記事は11月15日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
下落急騰と忙しい!11月15日午前7時からの動き
11月15日午前7時、227万円で推移していたビットコイン、あっさりと短期サポートを割れ、221万円へと下落します。
いよいよ200万円手前まで売り進められそうでしたが、夕方にはバイナンスによる事業再生ファンドの報道がなされ、
午後10時には241万円へと急騰、ただし、業界全体の信用不安を拭うレベルには達しておらず、
再びNY時間に売られ、午前7時現在は229万円へと元の位置近くに戻っています。
息を吹き返すも延命程度?!信用不安は依然続く
バイナンスによる事業再生ファンドは、資金繰りに窮する優良な仮想通貨プロジェクトに資金を提供する目的のようですが、
規模も対象も曖昧なため、延命程度に終わりそうです。
FTX破綻は仮想通貨の仕組みというより、単純に『取引所を信用できない』状態のため、解決にはならないでしょう。
信用不安は依然として続き、大手金融機関による仮想通貨取引所買収などのニュースがなければ、
中々信用不安は晴れないし、それにはまだまだ時間がかかりそうです。
ドミノ破綻・・・https://bitcoin-valley.com/news/btcmarket-412/
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、220万円の位置に中期サポートが、216万円の位置に短期サポートが再び発生しています。
この水準を下回ると、即200万円割れを狙いそうです。
レジスタンスは246万円の位置に戻っており、再び上昇できるかに注目です。
NY時間の下げがキツく、依然としてアメリカ発の大規模投資家の売りが警戒されます。
まとめ
ビットコインはバイナンスの事業再生ファンド立ち上げの報道があり、息を吹き返しています。
ただ、依然として信用不安は払拭されることなく、危険な状態には変わりありません。
NY時間に下げやすくなっているため、大きな投資家の逃走に注意しましょう。