ビットコインの12月15日の動きは、FOMC前の不可思議な買いも消え、上への動きが鈍くなっています。
FOMCも終え、クリスマス休暇に入る参加者も増える時期で、
年内は上昇よりは下落基調へと変わりそうな雰囲気です。
ビットコインの12月16日の概況について解説します。
(この記事は12月16日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
ジリ安?!12月16日午前7時からの動き
12月16日午前7時、241万円で推移していたビットコイン、午前11時には238万円へと下落するも一度戻します。
午後8時に242万円へと戻すも、NY時間は前日までの買いは見られず、ポジション縮小の動きとなります。
午後10時に288万円をつけ、16日午前7時現在は239万円で推移する展開です。
FOMC前に見られたら不可思議な買いも消え、高値を更新しそうな勢いは感じません。
年内下落基調へ?!FOMC後は買い終了?!
ビットコインはFOMC後に売り優勢に変わったと見た方が正しそうです。
時期的にはクリスマス休暇に入る参加者も多く、買いポジションは手仕舞われる傾向にあります。
円ベースで見ると円安の影響で緩和されていますが、ドルベースチャートでは高値から6%落ちており、元の位置に戻ろうとしています。
年末は欧米企業は12月決算になるため、FTX破綻後の余波で破綻申請を行う企業に警戒が必要で、仮想通貨個別のネガティヴ材料発生にも注意したいところです。
FOMC買いも終了?!・・・https://bitcoin-valley.com/news/btcmarket-434/
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、235万円の位置に短期サポートが変わらず残る状態です。
ここを下回ると、再び230万円割れが近いでしょう。
レジスタンスは248万円へと短期レジスタンスが切り下がりましたが、今のところブレイクする元気は無さそうです。
15日午後3時の高値から24時間以上経過し、今年よく見られた動きでは再び長い下落基調に入る可能性があります。
まとめ
ビットコインはFOMC後に買いの動きが消え、再び下落基調に変わっています。
クリスマス休暇に入る時期で、年内は下落基調へと変わりそうです。
FTX破綻後の余波が出やすい時期にもなるため、積極的な買いは手控えましょう。