ビットコインは5月5日の早朝にかけて下値を探る展開が続いていたものの、
日本時間に上昇する動きとなりました。
3月下旬から日本時間に変化する場面が多く、今回もその動きが出た形となります。
ビットコインの5月6日の概況について解説します。
(この記事は5月6日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
5月5日午前7時からの動き
5月5日午前7時、596万円で推移していたビットコインでしたが、
短期サポート、中期サポートをブレイクしていて底値がわからない状態だったため、
午前9時には580万円まで下落します。
その後は5月5日の記事の期待通り、日本時間に強さを出し、午後10時には615万円まで上昇、
切り下がってきた短期レジスタンスをブレイクします。
5月6日午前1時には633万円まで上昇し、午前7時現在は627万円で推移している状態です。
日本時間から再び展開が変わる動きとなっています。
何故日本時間から動きが変わるのか?
3月下旬からの動きとして、NY時間に下がり、日本時間に上がる傾向が見られます。
この日本時間から動きが変わる理由は数値として裏付けがあるわけではありませんが、
元来日本人は逆張り嗜好が強いため、少しの下げでも飛びついていくことが影響していると考えられます。
反面日本人は少し上昇したところで売ってくる傾向もあるため、現在のような方向感の無い相場になる原因となっていると考えられます。
本日のサポート&レジスタンス
前日に短期レジスタンスをブレイクしており、短期的な下落懸念は薄まった形で始まっています。
短期サポートは現在、579万円のところにありますが、
夕方には589万円に切り上がり、深夜にかけて更に切り上がる動きです。
NY時間深夜からの下落には注意が必要でしょう。
レジスタンスは短期レジスタンスがブレイクされたばかりで、
本日の夕方には635万円を起点とするレジスタンスが発生します。
日本時間に直近高値の634万円を更新できなかった場合、警戒感が少し上がりそうです。
直近高値を更新できた場合、中期レジスタンスが648万円の位置にありますので、ここを目指す動きになるでしょう
引き続き牽引役の日本時間に期待したいところです。
まとめ
ビットコインは日本時間に強さを見せて、反発の動きとなりました。
3月以降、NY時間に下げるも日本時間に上げる場面が多くみられますが、今回もその動きになりました。
本日は深夜にかけて、サポートラインが切り上がって来ますので、引き続き牽引役の日本勢の動きに注目です。