ビットコインの年末相場は、一時的に215万円をつけたものの、その後は再び低位横ばい推移となっています。
2023年が始まりましたが、新たな年で買われる動きはなく、2023年は100-130万円の大底を付ける動きが発生しそうです。
ビットコインの1月4日の概況について解説します。
いいところゼロ?!12月30日午前7時からの動き
12月30日午前7時、221万円で推移していたビットコイン、年末相場は全くいいところなしの動きとなります。
午後11時に短期サポート、中期サポートをブレイクし215万円へと下落、その後は12月中から続く年末モードと同じ動きの、低位横ばい推移となっています。
機関投資家が休みの中、年が明けても見せ場はなく、1月4日午前7時は218万円へと戻し推移する展開です。
1-3月にかけ100万円付近に?!大底を付けるか?!
仮想通貨市場の動きの乏しさは、FTX破綻後に新世界へと突入したかのような動きです。
値幅を狙う短期トレーダーの買いも売りも出すことが出来なくなっていると考えられ、実需の売りに苦しんでいます。
昨年1月は543万円から期待感ゼロで始まりましたが、今年は逆に大底を付ける期待感が漂います。
例年通りなら、1-3月にかけ米国の確定申告から、換金売りが膨らむため、この時期の底値を狙いたいものです。
大底価格は2018年当時を考えると、100万円付近の130-100万円まで落ちてもおかしくないため、買い手はこの付近まで手を出してこないかもしれません。
1年前は500万円台、期待感ゼロから開始・・・https://bitcoin-valley.com/news/btcmarket-210/
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、211万円の位置に短期、中期サポートが再び出ている状態です。
この水準を下回ると大底を探す動きへと移行するかもしれません。
レジスタンスは223万円の位置に短期レジスタンスが降りてきており、一度ブレイクしておきたいところです。
今までは持ち上がってから売られる動きが出ていましたが、FTX破綻後は持ち上がる動きすら見えなくなっています。
まとめ
ビットコインは2023年開始も、変わらず低空飛行を続けています。
買い手が見られず、1-3月にかけ実需の売りに押され、大底を付ける可能性が高まってきました。
100-130万円程度まで下がる可能性があり、注意が必要です。