ビットコインは引き続き続伸をして、230万円を回復する展開となっています。
2023年からジリジリ上昇を続け、底堅い動きを続けていますが、FTX破綻後に取引所に資金を預けにくく、レバレッジをかけにくくなった事が要因と考えられます。
ビットコインの1月11日の概況について解説します。
(この記事は1月11日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
ジリジリ上昇?!1月10日午前7時からの動き
1月10日午前7時、226万円で推移していたビットコイン、226万円を割れる事なく底堅い動きとなります。
NY時間からジリジリ上昇、11日午前4時には231万円を付け短期レジスタンス、中期レジスタンスをブレイクし、午前7時現在は230万円で推移する展開です。
新年入り後、あまり下がらず、底堅い動きが続いています。
レバレッジをかけた売り手が不在?!新規資金流入後は下落か?!
ビットコインは2023年に入り、あまり下がらないまま5%以上の上昇となりました。
底堅い動きを続ける背景には、
- FTX破綻で他の取引所から資金が逃げ出し、レバレッジをかけた取引が減っていること
- 2023年に入り、何となくの新規資金が流入していること
があげられそうです。
FTX破綻後はバイナンス以外の仮想通貨取引所は軒並み怪しく、レバレッジをかけた取引の停滞は続くでしょう。
ただ、空売りがいない状態での上昇はあまり参考にならなく、長く持っても1月中に新規資金流入は一巡しそうです。
流動性が落ちている段階では、『1ヶ月で上昇した分を1日で帳消しにする』動きが発生しやすくなります。
FRB議長発言に注意・・・https://bitcoin-valley.com/news/btcmarket-449/
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、221万円の位置へと短期サポートが切り上がった状態です。
余裕がある状態に見えますが、新規資金の流入の一巡が確認されると、あっという間にこの位置へと落ちる可能性があります。
レジスタンスは現在発生しておらず、235万円を試せるかが課題となりそうです。
まとめ
ビットコインは2023年入り後底堅く、230万円を突破しました。
ショート勢がレバレッジをかけにくくなり、新年入り後の新規資金流に押されているようです。
新規資金流入が一巡した後は、再び下落が予想されます。