前日のテスラショック後のビットコインの反発は限定的な動きになりました。
5月14日午前9時に瞬間風速で4.6万〜4.5万ドルに下がりましたが、
大きな下げの後、ある程度の水準まで戻せなかったことは下落トレンドが長引く可能性があります。
ファンダメンタルでも今まで強気だったテスラ社が急に方向転換したことは、想像の範囲ですが、
当局の圧力など大きなマイナスの動きが始まったのかと考えています。
ビットコインの5月14日の概況について解説します。
(この記事は5月14日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。
5月13日午前7時からの動き
5月13日午前7時、605万円で推移していたビットコイン、
テスラ社のビットコイン決済停止報道を受けて暴落が始まります。
午後8時には510万円まで下落、この時にドルベースでは取引所によってバラつきがあるものの、
4.6万ドル〜4.5万ドルまで下落しています。
その後は短時間で下がりすぎたことにより、午後1時には565万円まで戻しますが、
日が変わった5月14日午前2時には517円まで下落し、午前7時現在543万円で推移しています。
午前9時はかなり大きなポジション解消の動きが出たと推測されます。
当局の規制圧力?
トレンド的には先月に長期下落トレンド入りしていると考えられるビットコイン、
ここに来てファンダメンタルも追いつき始めています。
今回のテスラ社の決済停止は、環境に配慮したというしっくり来ない理由で、
2ヶ月程度で方向転換するのは説明になっていませんし、腑に落ちません。
想像の範囲ですが、当局の圧力、締め付けなどがあったのではと他の理由を想像しています。
あまり反応しませんでしたが、5月12日には米SECがビットコインETFは、非常に投機的であると警戒する発表がニュースになっています。
今日のサポート&レジスタンス
今日のサポートは昨日の安値を起点とする509万円のところに短期、中期サポートが発生しています。
夕方には短期サポートが切り上がり、515万円の位置に上昇するためブレイクしやすくなります。
レジスタンスは中期レジスタンスが566万円まで午前中に切り下がりますので、
この水準を抜けられるかに注目です。
日本時間に期待したいところですが、短期で飛びついた人の解消が本日あるため、
日本時間は下がってくる可能性があり注意が必要です。
まとめ
ビットコインの戻しは限定的なものとなりました。
ファンダメンタルもテスラ社の方向転換など、あまり良く無くなって来ているため、
更なる下落の可能性があります。
515万円を夜にかけて下回った場合は、注意が必要でしょう。