ビットコインの3月10日の動きは、266万円まで下落したものの、
10日夜間からの米雇用統計が想定より大きく悪かったことから、ドル安が進み298万円まで戻しています。
ドル高一辺倒でファンダメンタル的に割高だった雰囲気が米雇用統計で変わった印象です。
一方で先物で大きな窓を開け、油断はできません。
ビットコインの3月13日の概況について解説します。
(この記事は3月13日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
土日に大きく反転!!3月10日午前7時からの動き
3月10日午前7時、276万円で推移していたビットコイン、
雇用統計発表直後の午後11時には一段安となり、266万円まで売られます。
ただ徐々に『3月のFOMCの利上げ再加速が米雇用統計悪化で止まる』との考えが進み、
ドル安からビットコインが買い戻される展開に、土曜日に短期サポートが発生、
売り手が休んでいるうちに上昇し、13日午前7時現在は298万円と戻し、
295万円で推移する展開です。
一気の戻しとなっています。
米雇用統計は悪化!!先物の窓明けに注意?!
週明けから上昇している要因として、
- 先週の米雇用統計が大幅悪化したこと
- 底値280-250万円予想の半分の266万円まで下落したことにより、売り手が満足したこと
があげられそうです。
米雇用統計の悪化により、3月FOMCは『利上げ再加速』で仮想通貨はファンダメンタル的に割高な部分が削げ落ちた形でしたが、
ドル高で一服をしています。
ドル安はドル回帰を鈍らせるため、ビットコインの買い戻しにつながっているようです。
300万円の回復が見えてきています。
一方で先物では大きな窓を開けているため、夜間からの雰囲気がわりに注意したいところです。
下落時の窓空けは2日程度で埋めやすく、3月のFOMCまで波乱は続きそうです。
ファンダメンタルで割高・・・https://bitcoin-valley.com/news/btcmarket-490/
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、270万円の位置に短期サポートが切り上がっています。
レジスタンスは286万円の短期レジスタンスをブレイクしており、
313万円の中期レジスタンスに注目です。
NY時間の動きに注意したいところです。
まとめ
ビットコインは米雇用統計悪化の一撃で、大きく反発しています。
一時266万円から298万円へと上昇しているものの、先物で窓を開けており、不穏な動きです。
NY時間の動きに注目しましょう。