ビットコインの週明けの動きは、土日の流れを引き継ぎ一気に買い戻され、一時326万円へと上昇しています。
米銀破綻の信用不安が一巡したとあく抜けし、急速に買い戻しが進んだものの、
米株は反発しておらず、懸念は残っている状態です。
ビットコインの3月14日の概況について解説します。
(この記事は3月14日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
急騰!!3月13日午前7時からの動き
3月13日午前7時、288万円で推移していたビットコイン、日本時間の立ち上がりから上昇し、午前8時には299万円を回復します。
その後、午後6時に292万円へと下落したものの、NY時間に再び急騰、
日付けが変わった時間に326万円へと上昇し、14日午前7時現在は322万円で推移する展開です。
雰囲気が変わった、力強い動きとなりました。
米雇用統計で反転・・・https://bitcoin-valley.com/news/btcmarket-491/
USDCに安心感も、NY株安は懸念材料
先週末の下落は、米銀の破綻により、ステーブルコインのUSDCに不安が出た影響が大きかったようです。
米サークルがUSDCの準備金に問題があった場合も、カバーするとの報道から安心感が広がり、
ビットコインは売られていた分を元に戻しました。
一旦強さを戻したビットコインですが、NY株の反発は弱く、懸念材料として残りそうです。
FOMCまでは波乱が発生する可能性があるでしょう。
一方で急速なドル安が進んでおり、ビットコインにとってはプラス材料です。
株安とドル安はあまり見ない動きですが、どちらが材料視されるか、今後の動きを見る必要があるでしょう。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、282万円まで短期サポートが切り上がっている状態です。
NY時間から更に切り上がりますので、夜間からの下落には注意したいところです。
レジスタンスは短期レジスタンス、中期レジスタンス共にブレイクされており、
発生していない状態です。
基本は上昇だと思われますが、既に元に戻っており、更に買われる理由は無さそうです。
まとめ
ビットコインはUSDC不安の一新から、326万円へと戻す展開となりました。
ただ米株安は続いており、投資マインドは回復したとは言えない状況です。
急な下落に注意しましょう。