ビットコインの23日の動きは、週明けに続き少し上昇したものの、上値を追う展開にはならず低いボラティリティが続いています。
何か低ボラ脱出の材料が欲しいところですが、6月初旬に発生するかもしれない、米国の債務上限引き上げ失敗が機会になるかもしれません。
ビットコインの5月24日の概況について解説します。
(この記事は5月24日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
小高い展開に?!5月23日午前7時からの動き
5月23日午前7時、373万円で推移していたビットコイン、前日に続き小高い展開が発生します。
日本株の上昇に日本勢が反応したようで、正午には380万円へと上昇、ただし、短期レジスタンスを脅かすような展開にはならず、NY時間に買われることなく、5月24日午前7時現在は373万円で推移する展開です。
ビットコインにはあまりない、低ボラティリティが続きます。
9日間の変動は5%未満?!・・・https://bitcoin-valley.com/news/btcmarket-537/
米債務上限失敗が頼み?!ドル安でビットコインが上昇?!
低ボラティリティが脱出できないか、何か材料を探したところ、米国で発生している債務上限引き上げ議論がキーポイントになりそうです。
債務上限引き上げ交渉なチキンレースとして与野党が呼吸を合わせて行う儀式ですが、
たまにブレーキをかけるタイミングが外れて、本当に失敗することがあります。
市場で失敗の目はまだ強くありませんが、失敗が濃厚になると、ドル安で反応をしそうです。
その場合、ビットコイン買いに波及し、現在の低ボラティリティから脱出できるかもしれません。
7日間のBTCボラティリティは、4月ごろの水準を下抜け、年末年始頃の水準へと近づいています。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、変わらず361万円の位置ですが、夜間から367万円へと上昇しますので、夜間からの売られる動きは危険な兆候です。
レジスタンスは384万円の位置で、昨日の上昇の勢いでクリアできるかが目標になります。
低ボラティリティ脱出に期待しましょう。
まとめ
ビットコインは依然として動きが悪く、4月のボラティリティ水準を下回りました。
何か材料が必要で、6月初旬が期限となる米債務上限引き上げ失敗に注目したいところです。
ドル安の流れが発生した場合、ビットコインの切り返しになるかもしれません。