ビットコインの5月20日の相場は、想定通り反発の動きとなりました。
ただ、完全に底を打ったと判断するにはまだ早く、金曜日から週末にかけて再びボラタイルな荒れ模様になると考えます。
ビットコインの5月21日の概況について解説します。
(この記事は5月20日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
5月20日午前7時からの動き
5月20日午前7時、425万円で推移していたビットコイン、午前9時には384万円まで下落し、
日本勢のマインド悪化を感じさせる動きを見せます。
その後は前日に底打ちの傾向が見られていたため反発、午後10時には465万円まで上昇、
ずっと重しになっていた短期レジスタンスをブレイクします。
ここから更に上を目指しそうな勢いでしたが、21日午前1時に突如失速、
419万円まで下落して、その後は435万円の推移となっています。
週末相場はまだまだボラタイル
昨日までの動きで、短期レジスタンスをブレイクし、短期、中期サポートが発生し、
かなり落ち着きを取り戻しつつあります。
大きな下落があった後は、売り板も買い板も薄く、些細な動きで一気に相場のマインドが変わり、
急に買われたと思ったら、一気に売られてくような動きも出てくるでしょう。
金曜日から週末にかけて、ボラタイルな相場が続くと思われますので、週末の動きには注意が必要です。
加えて、21日、22日は日柄があまり良くない傾向がありますので、前日の値を飛ばす動きも想定されます。
今日のサポート&レジスタンス
今日のサポートは、短期サポートが午後から417万円まで切り上がります。
ここを下回ると、390万円割れを目指す可能性があるため注意が必要です。
レジスタンスは短期レジスタンスがブレイク中で夕方になるまで発生しません。
中期レジスタンスは5月11日に発生して以降、ずっと上の方で推移していましたが、504万円のブレイク出来そうな位置に降りてきています。
中期レジスタンスをブレイクして上値を目指したら、相場が強含む可能性があるでしょう。
まとめ
20日のビットコイン相場は想定通り反発の動きとなりました。
ただ、個別の時間で見てみると、動きが荒く、市場はまだ半信半疑で買っているようです。
金曜日から週末にかけての相場は、少しの動きが大きな動きになる、ボラタイルな相場になると考えられます。
短期サポートでロスカットを入れるなど、リスクヘッジに努めましょう。