ビットコインの月末の動きは、再び下落し、先週の水準へと戻りました。
先物の窓埋めの形となっており、下落はセオリー通りで、むしろ週半ばまでよく我慢できた形です。
ビットコインの6月1日の概況について解説します。
(この記事は6月1日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
力なく下落!5月31日午前7時からの動き
5月31日午前7時、388万円で推移していたビットコイン、日本時間から売りに押されます。
午後3時には376万円へと下落、短期サポートギリギリにかするも、その後は横ばいに、日付が変わる頃に短期サポートをブレイクし、NY時間も特に元気はなく、6月1日午前7時現在は378万円で推移する展開です。
日本時間からも買いが入らなく、相場は牽引役不足に陥りました。
先物の窓埋め?!下落はセオリー通り!!
今回の下落で、先週の週末に上昇した分を帳消しにしています。
先物のチャートを見ると、見事に開けた窓を閉める形となっており、下落はセオリー通りと言えそうです。
ただ、ビットコインの場合、上昇時は窓を開けたまま上昇を続けるため、現在は決して強い相場ではないという評価になります。
5月が終わりに近づきましたが、2023年になり初めての月足陰線です。
6月は大きな陰線になる可能性が高く、動きには注意しましょう。
350万円を割れると、320万円から300万円を試す展開になるかもしれません。
FOMCまで2週間を切っており、いつ相場が荒れ始めてもおかしくない状況です。
債務上限問題・・・https://bitcoin-valley.com/news/btcmarket-542/
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、短期サポートがブレイクされた状態で6月に入ります。
中期サポートの358万円、もしくは350万円を下回る可能性もあり、注意したいところです。
レジスタンスは394万円に降りてきていますが、定着しつつあるため、ブレイク出来ない動きになりそうです。
階段を降りるように、下落したあと買いが入らない展開が続いており、反発力に欠ける展開です。
まとめ
ビットコインは月末も下落し、短期サポートをブレイクしています。
先物の窓埋めというセオリー通りの動きが発生し、相場の弱さを感じさせる動きです。
5月は月足陰線となり、6月の下落に注意しましょう。