ビットコインの6月7日の動きは、米SECによるバイナンスへの差し止め命令があったものの反発、
前日に下げた分の位置に戻しています。
米SECが仮想通貨に対して締め付けを強めており、来週のFOMCに向けて乱高下する材料が一つ増えそうです。
ビットコインの6月7日の概況について解説します。
(この記事は6月7日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
反発!6月6日午前7時からの動き
6月6日午前7時、360万円で推移していたビットコイン、
短期サポート、中期サポート共にブレイクしていた形でしたが、前日につけた356万円の下値を掘る展開になりません。
そうこうしているうちに夜間に入り短期サポートが発生、NY時間は大幅反発し、
6月6日午前5時には380万円へと上昇、逆に短期レジスタンスをブレイクします。
その後は378万円で推移し、日本時間の立ち上がりを待つ状態です。
前日の下落の原因は米SEC!FOMC前に不安材料追加!
前日の下落の原因は、米SECによるバイナンスの違法訴訟が要因のようです。
追加で米顧客がバイナンスに持つ口座の凍結が仮差し押さえで行われており、
今回はかなり大きな規制となります。
バイナンスは米顧客に対し、米国内へ資産を移すように要請しますが、
米国内の取引所は不安定なため、資産の売却の動きが発生するかもしれめせん。
少なくともマイナー仮想通貨は米国内の取引所で取り扱わないため、今後ビットコインやUSDTに戻す動きが顕在化しそうです。
一方で、今回の上昇はレンジ相場が終焉したのではなく、まだ続いていることを示唆する動きになっています。
FOMC1週間ですが、レンジ相場が意識されれば、ビットコインは回復の動きをするかもしれません。
350万円割れなら次のステージに・・・https://bitcoin-valley.com/news/btcmarket-546/
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、344万円の位置に短期サポートが再び発生している状態です。
まず大丈夫でしょうが、350万円を割れる展開には注意が必要です。
レジスタンスは中期レジスタンスは遠く、ターゲットはありません。
不安定な動きなため、高値更新をしなくなったら早めに売っても良さそうです。
まとめ
ビットコインは再び反発し、元の位置へと戻っています。
一方で米国では米SECがバイナンスへの規制を強めており、FOMCに向けて不安定材料が増えた状況です。
本格反騰は遠いと考えられら再度の下落に注意したいところです。