ビットコインは短期の反発が一巡して、週末再び3万ドル付近まで売られ、円ベースでは5月19日につけた安値を超えて340万円まで下落しています。
現在は少し落ち着きを取り戻していますが、今の下落トレンドラインの角度は、
5月末に2.6万ドルの急角度のため、今週2万ドル付近まで下落する可能性も捨てられません。
ビットコインの5月24日の概況について解説します。
(この記事は5月24日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
5月21日午前7時からの動き
5月21日午前7時、446万円で推移していたビットコイン、5月21日の記事で書いた通り日柄の悪さが影響していきます。
午後11時には短期サポートをブレイクし、値を消しにいく展開に、5月22日6時には369万円まで下落します。
その後、午後10時に423万円まで戻すも、日曜日の相場でまた下落、24日深夜1時には340万円まで下落して直近底値から値が無くなりました。
サポートをブレイクしてから一度、サポートが出現していますが定着せず、短期レジスタンスに擦りもしないままここまで下落する、綺麗な下落です。
現在のペースでは月末2万ドルを試す?!
チャートはドルベースの時間足のチャートです。
所々で雑な買い上げが発生しているため、
ラインからはみ出していますが、概ね今のペースはこの下落トレンドラインで下落しています。
この下落トレンドラインは恐ろしく急なペースですが、
5月末に2.6万ドルに通っているため、下に振れると2万ドルの可能性も出てきます。
過去の調整では最高値から3分の1以下になるデータがあり、2万ドルという数字にも合ってきます。
ペースが早すぎるため、短期で一度一服を入れる可能性もありますが、依然警戒が必要な動きが続きに変わりありません。
今日の短期サポート&レジスタンス
サポートは24日午前1時までの動きでブレイクされたばかりで、発生は夕方からになります。
注目すべきはレジスタンスで、短期レジスタンスが420万円のところにありますが、今の動きなら、夜間に390万円まで降りてきます。
先ずは一度、短期レジスタンスをブレイク出来るか、その後は下落トレンドを否定する430万円位まで上昇出来るかに注目です。
まとめ
ビットコインの週末相場は下落し、直近底値からの上昇を打ち消す展開になっています。
今のペースは急なピッチで5月末2万ドルまで下落する動きです。
短期的な底入れをするためには、まず短期レジスタンスをブレイクし、その後下落トレンドラインから上で推移する必要があります。