ビットコインは想定通りの下落を続け、5月23日の直近安値340万円まで売り込まれました。
今回は日本時間の日本勢の買いが鳴りを潜め、買い手不在の中、揺さぶられた形になります。
下落トレンドからは抜け出せませんが、ここ最近では珍しく、NY時間に反発をした事が唯一のポジティブ材料と言えるかもしれません。
ビットコインの6月9日の概況について解説します。
(この記事は6月9日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。
6月8日午前7時からの動き
6月8日の午前7時、373万円で推移していたビットコイン、風物詩の日本勢による特攻は見られません。
午後4時には353万円まで下落し、午後5時には365万円まで上昇するも、ここ最近にない弱い反発に終わり、日付が変わり本番の深夜0時になると340万円まで下落します。
日本円の直近安値が5月23日の340万円となるため、この水準まで下落し2番底をつけた形です。
その後はNY時間にしては珍しく動きがある反発を見せ、午前7時現在369万円で推移しています。
NY時間の反発はポジティブ材料
いいところなしで終わっているビットコインですが、今回はポジティブな内容が2点あります。
- NY時間に反発した事
- 円ベースで2番底となった事
5月以降、反発は日本人が起きている時間に集中していましたが、今回NY時間に反発をしたため、
11月から買っている大口投資家の利食いが手加減されてきた可能性があります。
また円ベースで2番底が出来たことも悪い形ではありません。
ただ、チャートの下落角度から少し離れすぎたので調整反発しているとも見れるため、
この下落ラインを明確に上抜けするまでは、判断はまだ出来なそうです。
日柄が悪い、下落日の本命は明日、明後日になります。
今日のサポート&レジスタンス
今日のサポートラインは、前日日付が変わるまで定期的に安値を更新し続けためまだ発生していません。
今の動きですと、本日の正午少し前に、余裕がある範囲に発生しそうです。
レジスタンスは短期レジスタンスが374万円にありますが、
大きく下がったことにより利食いポイントにタッチしているため、あまり機能しなそうです。
ドルベースで3.5万ドルを超えしっかりした動きになるかが上値の抵抗帯になります。
まとめ
ビットコインは円ベースで5月23日以来の安値340万円をつけました。
下がる動きばかりですが、NY時間に反発したことは少しポジティブと言えるかもしれません。
本日は3.5万ドルを超えることが出来るかに注目です。