ビットコインの12月28日の動きは、予定通りやや下落となり、直近安値に近づいています。
この動きを経て、年末年始は不穏な動きとなり、下落傾向へと進むかもしれません。
一方で今年も終わり、2024年のビットコインの材料を整理する必要があります。
ビットコインの12月29日の概況について解説します。
(この記事は12月29日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
やや下落に?!12月28日午前7時からの動き
12月28日午前7時、615万円で推移していたビットコイン、日中に619万円に到達するも、やはり買いが入りません。
欧州時間に徐々に下落、午前7時には598万円へと下落します。
その後は29日午前7時現在、604万円へと値を落とし、日本時間の立ち上がりを待っている状態です。
ビットコイン2024年は?!ポジティブだけは危険?!
ビットコインの2024年の環境は、前評判では、①ビットコインETFの承認②半減期 の2つの材料から、買われて800万円を当然超すような雰囲気が漂います。
だが、2024年中には大きな流れが変わり、ポジティブ材料を打ち消す可能性が残ります。
具体的には、
①米大統領選
米大統領選挙の結果次第で、北欧、中東の戦争が終わる可能性があります。この場合、代替通貨として買われたビットコインにマイナスです。
②日本の異次元金融緩和解除
最後の流動性の日本の金融緩和が終わると、全資産が上昇する動きがおさまる可能性があります。
③米利下げ開始
米国のインフレは一段落し、2024年は利下げに転じそうです。インフレヘッジとして買われたビットコイン価格にマイナスとなります。
の3つです。
現在のビットコインは2024年のポジティブ材料を全て先取りした感があるため、ここから一層の上昇となるかはわかりません。
ビットコインの歴史は浅く、『半減期で買われる説』には数回しか傾向が無いと頭に入れておきましょう。
エネルギー不足・・・https://bitcoin-valley.com/news/btcmarket-679/
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、591万円の短期サポートを頼りにする状態です。
この水準を下回る場合は、注意が必要でしょう。
レジスタンスは630万円の位置ですが、どうもしっくりこず、ブレイクにはエネルギーが必要になりそうです。
税金調整の換金売りが充分でなく、年内一押しする可能性もあります。
まとめ
ビットコインは下落し、年末年始は不穏な動きへと変わりそうです。
2024年の材料は大きな流れが変わる材料も多く、ETFや半減期の効果を打ち消す可能性があります。
値動き推移に注意しましょう。