1月4日のビットコイン相場は引き続きビットコインETF承認の期待が先行し、一時643万円へと値を戻しています。
ビットコインETFの最終判断期限が今月10日であることから、ビットコインETF誕生を囃し立てる買いが入り、円安も伴い上昇基調です。
一方で非承認の見通しもあり、油断大敵な相場展開と言えるでしょう。
ビットコインの1月5日の概況について解説します。
(この記事は1月5日午前5時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
堅調な動きに！1月4日午前7時からの動き
1月4日午前7時、616万円で推移していたビットコイン、前日の急落の影響を取り戻すべく、堅調な動きとなります。
欧州時間にじわじわと上昇、NY時間も手堅く進み、1月5日午前4時には643万円をつけ、急落の影響をほぼ取り戻します。
その後は636万円へと戻し、1月5日以降の日本勢の立ち上がりを待つ段階です。
今月10日は勝負の日！ETFの結論が？！
ビットコインはビットコインETFの最終判断が今月10日ごろに控えていることから、これを材料に買われ続けています。
1月10日のETF承認は当然のように思われつつありますが、1月4日の突如の下落はビットコインETFが非承認となる見通しも出てきてたことが原因のようで、油断はできないでしょう。
例え承認されたとしても、ビットコインETFの誕生は殆ど織り込まれており、上げ余地は低いかもしれません。
今月10日は勝負の日と考えましょう。
前日のビットコイン下落の裏で、ビットフライヤーFXは530万円台をつけています。
日本勢にロスカット狩りの洗礼を与えたようです。
ビットフライヤーは買い注文を停止した上でロスカットを約定させるため、海外の取引所利用が無難と言えそうです。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、短期サポートが595万円の位置へと切り上がります。
一気の下落の場合は、この水準をブレイクしそうです。
レジスタンスは651万円の位置で、再びブレイク出来るかに注目です。
短期レジスタンスが定着すると、週末に再び押し込む動きとなるかもしれません。
まとめ
ビットコインは640万円と上昇し、前日の下落分をほぼ回復しています。
ビットコインETF承認は10日ごろ判断を下されるようで、ここに来て非承認の見通しも出るなど警戒感を高めています。
強気相場が維持されているか、乱高下するか見極めましょう。
