ビットコインは2日続けて切り返しの動きを見せています。
ETF承認から1週間が経ち、一度暴落しましたが、この動きはETF承認後に旧ビットコイン投資信託から新ETFへの移動が行われただけで、
流入出額をネットすると期待外れに終わる可能性が高まったようです。
ビットコインの1月17日の概況について解説します。
(この記事は1月17日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
切り返しの動きに!1月16日午前7時からの動き
1月16日午前7時、622万円で推移していたビットコイン、朝方に617万円へと上昇するも、しっかりとした展開になります。
午後10時には633万円へと上昇、616万円へと下落するもすぐに戻り、NY時間はしっかりとした動きをして、17日午前7時現在は637万円で推移する展開です。
急落後の戻しを試す段階となります。
暴落の原因は?!ETF流入が期待以下?!
ビットコインが先週暴落した原因はETF流入額が期待を下回った事があげれそうです。
ビットコインETFの上位3社までの上場2日間の流入額は11億ドル、これだけでも小さいですが、
実際には手数料の高いグレースケール社のビットコイン投資信託から6億が流出しており、真水は5億ドル程度です。
この金額は中南米エルサルバドルと同程度くらいのインパクトしかなく、
最も膨らみやすいETF上場時としては小さい金額と市場は捉えた模様です。
今後も流入額に大きな転換がないと、2月まで大きな下げが発生する可能性が高まります。
ビットフライヤーのSFD比率も盛り上がりに欠け、短期資金の積極的な買いは先週に終了した模様です。
全戻しは難しいと考えます。
次の材料は半減期・・・https://bitcoin-valley.com/news/btcmarket-687/
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは変わらず、600万円の位置に短期サポートが残ります。
この水準を下回ると崩れるので注意したい局面です。
レジスタンスは648万円の位置で、この水準を一度かするかもしれません。
ETFのその後の動き次第で、今週末から来週頃大きく下がる可能性があります。
まとめ
ビットコインは暴落後、やや切り返しの動きとなっておます。
暴落の原因はETF上場時の流入額がイマイチというところがあげられそうです。
ビットコインETFの今後の動きに注意しましょう。