ビットコインの週末の動きは依然として下落傾向が強まり、一時600万円を割れる展開となりました。
ETF承認後にGBTCから解約の売りが続いており、ビットコインの需給を冷やし、
いよいよ本格的な下落基調に突入した可能性がありそうです。
ビットコインの1月22日の概況について解説します。
(この記事は1月22日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
ジリジリ安い?!1月19日午前7時からの動き
1月19日午前7時、611万円で推移していたビットコイン、急落後の低空飛行の動きになります。
日付が変わったあとNY時間はやはり急落、598万円をつけ、600万円割れの動きとなります。
週末ということもあり一旦買い戻され、土日は615-620万円で推移、週明けの1月22日は617万円で推移し、先物市場が開くのを待っています。
GBTC解体に?!ETFの勝ち組と負け組が鮮明となる?!
ビットコイン現物ETFの裏で、最初のETF投資信託、GBTCから資金が流出しています。
GBTCは今回のSECの承認でETFとなりましたが、手数料が高く、
セカンダリー市場の成績が悪かったGBTCを敢えて買う新規投資家は出てこず、証券取引所での売買は殆ど成立していないもようです。
そこで投資家は市場で売らず、解約を選択しているため、現物市場に売りが出やすくなっています。
ETFは2-3社程度しか生き残ることができないため、GBTCが解体されるまでこの動きは続きそうです。
需給の悪化から、さらなる下落に注意しましょう。
ビットフライヤーにSFD比率も落ち着いており、半減期を先取りするような動きになっていません。
ETF失望相場・・・https://bitcoin-valley.com/news/btcmarket-690/
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、一度ブレイクされた短期サポートが595万円の位置に切り上がっています。
中期サポートは590万円で、この位置を一気に下回ると下落率が大きくなりそうです。
レジスタンスは640万円の位置で、週明けに流れが変わるならこの位置をブレイクしそうです。
まとめ
ビットコインは引き続き売りに押され、一時600万円を割れる展開になっています。
GBTCから解約が相次ぎ、現物市場に売りが断続的に出ているようです。
GBTCの運用残高がなくなるまでじわじわ下落するかとしれません。