3月5日の午前9時ごろまで下値模索の動きを見せていたビットコインですが、
500万円付近の中期サポートを守ったことを皮切りに切り返していく動きとなり、
再び直近の高値に迫っています。
日足で陽線が続くしっかりとした動きで、レジスタンスを発生させることなく高値が切り上がる、
上昇ラリー時に見られる強い動きです。
本日は重要な爆発ポイントとなる568万円を超えられるかに注目です。
ビットコインの3月8日の概況について解説します。
(この記事は、3月8日の午前10時の情報で書いています。)
3月5日からの動き
ビットコインの3月5日の午前9時はNY時間に521万円の短期サポートをブレイクした流れから、
中期サポートの502万円まで下落します。
この段階では非常に警戒感が強かったものの、
日本勢の心理的節目となる500万円では現物の買い板が厚く、
中期サポートを完全には崩しきれません。
460から563万円のレンジ相場の真ん中が511.5万円となるため、
真ん中より少し下の500万円を拾う動きが強かったと思われます。
崩しきれず時間が経ち、短期サポートが3月5日の夜に再び出現し、
3月6日、3月7日は一時的に売られる場面があったものの、
短期サポートを下回ることなく切り上げていき、
3月7日の午前10時には545万円から切り下がって来た535万円の短期レジスタンスを、
3月8日の午前8時には554万円の中期レジスタンスをブレイクする強い動きになっています。
3月8日のポイント
3月8日午前10時現在、短期サポートは523万円とまだまだ余裕がある位置に居ます。
一方でレジスタンスは短期レジスタンス、中期レジスタンス共にブレイクされている状態です。
ブレイク後、半日から1日経過することなく高値を切り上げ続けた場合、
レジスタンスは発生してこないため、今は完全な上昇モードの最中にあります。
更なる上昇のポイント、爆発ポイントは568万円になり、本日にでも届きそうな位置です。
このポイントは過去データから算出されたポイントであると共に、
レンジの上抜けポイントでもあります。
ここを超えて、利食いの動きが出てこない場合は、
次の高値の580万円、最高値の614万円近くを目指す期待が高まるでしょう。
一方でこのポイント付近まで上昇し下がってきた場合は、
再びレンジ内の動きが意識されるため注意が必要です。
まとめ
ビットコインは500万円の心理的節目を守り切り、上昇ラリーに入っている動きを見せています。
レジスタンスを発生させることなく上値を追う動きは相場が強いときに見られる動きです。
本日は爆発ポイントとなる568万円に注目です。
このポイントをクリアし、価格を維持できれば最高値を目指す可能性があります。