2024年5月、仮想通貨界を賑わせた注目ニュースTOP5!
5月は、強弱入り混じった仮想通貨市場の中で、様々な話題が飛び交いました。
機関投資家の参入や規制強化など、今後の市場動向を左右する重要なニュースが続々登場しました。
そこで今回は、2024年5月の仮想通貨界で特に注目されたニュースをTOP5でご紹介します。
目次
1位:DMMビットコイン、550億円の資金調達を発表!不正流出BTC買い戻しへ
DMMビットコインは550億円の資金調達計画を発表しました。
これは、5月末に発生したビットコイン(BTC)の不正流出(約482億円相当)の買い戻しのためのものです。
今回の資金調達は、銀行融資と社債発行の2つの方法で行われます。調達した資金は、すべて流出BTCの買い戻しに充当される予定です。
DMMビットコインは、今回の事件を重く受け止め、再発防止策の強化にも取り組んでいます。
具体的には、セキュリティ体制の強化や内部統制の徹底などを実施していく予定です。
2位:米SEC、テザーとコインベースに情報開示命令!強まる規制の波
**米証券取引委員会(SEC)は5月17日、テザーとコインベースに対して情報開示命令を出しました。**これは、両社が証券法に違反していないかどうかを調査するためです。
SECは、テザーが発行するステーブルコイン「USDT」が証券に該当する可能性があると考えています。また、コインベースが提供する仮想通貨取引サービスについても、投資家保護の観点から調査する必要があると判断しました。
今回のSECの動きは、仮想通貨市場における規制が強化されることを示しています。今後、他の仮想通貨取引所や発行体も同様の調査対象となる可能性があります。
3位:米Grayscale、ビットコインETF申請を再提出!3度目の正直なるか
**米資産運用会社グレースケールは5月23日、ビットコインスポットETF(上場投資信託)の申請を再提出しました。**これは、3度目の挑戦となります。
グレースケールは、2021年10月と2022年2月にビットコインETFの申請を行いましたが、いずれもSECに否認されていました。しかし、グレースケールは諦めず、今回3度目の申請に踏み切りました。
今回の申請では、SECの指摘事項を踏まえた内容となっています。グレースケールは、今回の申請が承認されることを強く期待しています。
4位:メタバース関連仮想通貨が急騰!注目銘柄と将来展望
**5月は、メタバース関連仮想通貨が急騰しました。**これは、米Facebookがメタバース事業に注力していることなどが背景にあります。
特に注目された銘柄としては、**「The Sandbox(SAND)」や「Decentraland(MANA)」**などが挙げられます。これらの銘柄は、5月に数倍から数十倍に急騰しました。
メタバースは、今後ますます成長していくと期待されています。そのため、メタバース関連仮想通貨も引き続き注目されるでしょう。
5位:マイクロソフト、マイクロソフトクラウド上でNFT発行基盤を開発!企業参入が加速
**マイクロソフトは5月17日、マイクロソフトクラウド上でNFT発行基盤を開発すると発表しました。**これは、企業によるNFTビジネス参入を加速させるものと期待されています。
マイクロソフトのNFT発行基盤は、企業が簡単にNFTを発行できるように設計されています。また、高いセキュリティ性とスケーラビリティも備えています。
今回の発表は、企業によるNFT活用が今後さらに活発化していくことを示唆しています。
以上、2024年5月の仮想通貨界で特に注目されたニュースTOP5でした。
これらのニュースは、今後の仮想通貨市場の動向を占う上で重要です。仮想通貨投資を検討している方は、ぜひこれらのニュースをチェックしてみてください。