ビットコインの7月7日の動きは、日中上昇を続け、前日の高値に迫る場面もあったものの、結局前日比付近に戻ってきています。
日中の上昇は、仮想通貨投資経験の浅い日本のビットコイントレーダーが、
東京の緊急事態宣言を材料に買いに回った可能性がありそうです。
ビットコインの7月8日の概況について解説します。
(この記事は7月7日午前6時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
7月7日午前7時からの動き
7月7日午前7時、376万円で推移していたビットコイン、日本時間は元気に上昇し、
午後2時には386万円に到達します。
午後9時には387.8万円まで上昇するも、前日の高値の388.8万円まで1万円届かず、
その後はNY時間に入り、7月8日午前7時には377万円まで下落して値を飛ばす展開になり、
現在379万円で推移しています。
前日に続き、日本時間に上げてから戻る展開が見られました。
東京の緊急事態宣言発出で買われた?!
7月7日の日中の買いは、テクニカル的に悪い中何故か前日の高値を試す展開になりましたが、
特にこれといった材料は出ていません。
強いて材料を探すとすると、朝方から小池都知事のニュースがあり、
東京に緊急事態宣言が発出される事を材料視し、日本人トレーダーが買い上げようとしたのかもしれません。
今現在、欧米でコロナは終息しているため、コロナは材料にはなりませんが、
日本人の仮想通貨トレーダーは未熟なため、変な動きを5月以降続け、欧州、NYで修正される動きが続いています。
本日のサポート&レジスタンス
本日はサポートもレジスタンスも共にブレイクしやすい位置にあります。
短期サポートは現在、370万円の位置にありますが、夕方には375万円の位置まで切り上がってきます。
中期サポートは366万円の位置にあり、朝方から短期サポートをブレイクするような動きだと、
そのまま中期サポートもブレイクし、下値を模索する動きになるかもしれません。
レジスタンスは短期レジスタンスが389万円、中期レジスタンスが391万円の位置にあるため、
こちらも少しの動きでブレイク出来そうです。
ただし、最近はレジスタンスをブレイクできても買いが限定的になるため、
基本売り目線にウェイトを傾けた方がいいでしょう。
まとめ
ビットコインの7月7日は東京の緊急事態宣言発出で小高い場面があったものの、
結局元に戻ってきています。
本日はサポート、レジスタンス共にブレイクしやすく、少しの動きで方向感が出てくるかもしれません。