ビットコインの7月21日の動きは、6月22日につけた安値付近で大底割れ懸念が強まっていましたが、
午後2時から一転反発の動きとなりました。
7月22日午前1時の仮想通貨カンファレンスTHE B WORLDにイーロン・マスクが出演することから、
売り手が日中からショートを買い戻したようです。
一旦レンジ相場内に戻ったものの、今回の上昇は一服に留まる可能性があります。
ビットコインの7月22日の概況について解説します。
(この記事は7月22日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
7月21日午前7時からの動き
7月21日午前7時、326万円で推移していたビットコインでしたが、
6月22日に付けた安値を更新できず、しぶとく横ばいが続きます。
午後2時に入ると、ショート勢は深夜のTHE B WORLDを警戒し、一度買い戻しを行う展開に、
332万円の短期レジスタンスを一気に突き抜け、その後も調整することなく、
7月22日午前3時には361万円まで上昇し、中期レジスタンスもブレイクします。
その後は351万円で推移する展開です。
7月21日の記事の最後の希望のTHE B WORLDが買い手に逃げ場を与えたのかもしれません。
参考7月21日概況・・・https://bitcoin-valley.com/news/btcmarket-95/
イーロン・マスクにショート勢が警戒!基調変化は?!
今回の動きが出始めた時、特にニュースは確認されていない事から、
イーロン・マスクへの警戒からショート勢の呼吸が合わなくなった事が原因だったと思われます。
ショートを振るのには買い手が思っているより数倍のエネルギーと精神力が必要で、
6月22日の安値を崩せないストレスから、一部ショート勢がTHE B WORLDを待たずに買い戻し、
更に他のショート勢に誘爆していった動きに見えました。
この動きで再びレンジ内に戻って居ますが、イーロン・マスクの発言は目新しくなかったため、
短い時間の一服を経て、ショート勢が再び下を目指し動き出すかもしれません。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは現在、短期サポート、中期サポート共に離れた位置にあります。
一本調子で上がっており、夜間から一気に切り上がるため、
日本時間から軟調で日付が変わって以降更に下落すると、下げがキツくなるかもしれません。
レジスタンスは現在発生していませんが、こちらは今の動きが続くと夕方以降に発生します。
日本勢の買いを期待したいところですが、日本勢は少し上がると特攻をやめて売り手に回るため、
本日は日本時間から軟調になるかもしれません。
まとめ
ビットコインは最後の希望、仮想通貨カンファレンスTHE B WORLDが作用し、
ショート勢の買い戻しを誘爆、大底割れスレスレから反発の動きとなりました。
基調変化したとはまだ言えないため、本日夜間にかけての動きが重要になっていきそうです。