バイナンスは26日、投資に関するレポートを発表しました。
それによると、分散型投資にはリップル(XRP)が最も適しているとのことです。
要点
リップル(XRP)が分散投資に適している
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— Binance Angels Official (@BinanceAngels) April 29, 2019
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バイナンスの最新のレポートによると、過去1年間の値動きから、リップルが分散投資に適しているとのことです。
その要因として、イーサリアムといった主要な仮想通貨に比べ、ビットコインとの相関関係が低いからとのこと。
そのため、例えばビットコインの価格が下落したときなど、リップルに分散投資しておけばリスク回避の意味になるということです。
また、レポートではリップルとステラの動きが似ているとのことです。
ステラはもともと、リップルからフォークして誕生した仮想通貨であり、その意味で似たジャンルに属しているとバイナンスは報告しています。
アルトコインとビットコインの連動性は薄れるのか
バイナンスは上記内容の他、市場全体の連動性が高まっているとも指摘しています。
その背景にはステーブルコインの取引が増加したことがあるとのことです。
バイナンスが指摘するように、3月はアルトコインの上昇が目立っていましたが、4月に入ってからはアルトコインの価格上昇がしにくい相場になっています。
その証拠に直近でビットコインドミナンス(市場全体の時価総額)は上昇傾向にあり、アルトコインに資金流入がしにくい相場が続いているようだ。
しかし、ファンドストラッド社トム・リー氏は、今年アルトコインが単独で上昇する季節が訪れると指摘。
リー氏が指摘するには、過去の傾向から、ビットコインとアルトコインの相関性が薄れたとき「アルトコインの季節」が訪れるとのこと。
このことを踏まえれば、現在はアルトコインが上がりにくい相場になっていますが、今後相関関係が復活してくるか注目でしょう。
まとめ
バイナンスが26日に発表したレポートによると、分散投資にはリップルが適しているとのこと。
その理由は、リップルがビットコインやイーサリアムと違って相関性が低く、価格が安定しているとのことです。
直近ではアルトコインが上昇しにくい相場が続いていますが、ファンドストラッド社トム・リー氏は今年アルトコインが上昇しやすい相場が訪れると指摘。
直近では、バイナンスが指摘するように、アルトコインが上昇しにくい相場が継続していますが、ビットコインへの資金流入が起きた後は、アルトコインが上昇する時期が訪れるているので、価格が上昇していくのに期待したいところです。