4月はコロナショックによる再暴落の懸念や、ビットコイン半減期の期待が入り混じった一か月でした。
ビットコインの価格は右肩上がりに上昇しており、3月とは一転、楽観的なムードが漂ってきています。
4月に注目された仮想通貨著名人の発言は、かなり高評価なものが多く、仮想通貨の復活が期待できます。
目次
著名人による4月の発言
4月中の発言の中で、特に反響の多かったものをピックアップして紹介していきます。
ビットコインは年末までに2万5000ドルに到達するだろう
仮想通貨取引所BTCCの創設者であるボビー・リー氏は、ビットコインの半減期とインフレ率の上昇によって、ビットコインは1万ドルを突破するだろうと発言しました。
また、年末には2万5000ドルにまで到達しているとも予想しており、かなり強気な姿勢を見せています。
特に半減期によって大きく上昇すると考えているようですね。
この発言は4月上旬にされたものですが、現時点ではこの予想通りの価格推移を見せている為、1万ドルの突破もかなり現実味がありそうです。
ポートフォリオにゴールドとビットコインを
投資家ならば誰もが知っている「金持ち父さん貧乏父さん」の著者であるロバート・キヨサキ氏は、SNS上でゴールドとビットコインをポートフォリオに入れるべきだと発言しました。
ロバート・キヨサキ氏は、現在の状況が続けば法定通貨よりもゴールドやビットコインが優位になると考えており、現金で保管しておくよりもビットコインに変えるべきだと判断しているようです。
実際に、この発言以降に金融緩和が行われて、法定通貨の価値は相対的に減少しつつあります。
その為、彼の指摘はかなり正当性が高いものだと考えられています。
もし今後も金融緩和が続くのであれば、市場への供給量が少ないゴールドとビットコインに注目がいくのは間違いありませんので、彼の発言を参考にするのはありかもしれません。
半減期後は0が1つ増える
ツイッターで9万人以上のフォロワー数を抱える著名アナリストのPlanB氏は、半減期が来ることによってゼロが増えると発言しています。
So #btc has been oscillating around S2F value of $7000 for 2.5 years now. Just like before 2016 halving ($300) and before 2012 halving ($6). Excited to see if we are going to add another zero after the halving in May🚀 pic.twitter.com/2pkCgOSAEN
— PlanB (@100trillionUSD) April 4, 2020
https://platform.twitter.com/widgets.js
これは、過去の半減期のデータから推測した予想であり、今回も過去同様の結果が現れるのか定かではありませんが、かなり期待はできるでしょう。
リップルとステラはファンドの対象銘柄に含めない
モルガンクリーク キャピタルマネージメントのCEOであるMark Yusko氏は、ファンドにリップルとステラを組み込まないと発言しました。
その理由として、この2つの通貨は、関係企業や財団が大きな割合で保有しており、中央集権的に管理されるとしているからです。
特に仮想通貨は法律が整っていないこともあり、通貨を大量に保有しているところが価格操作を行う可能性も否めません。
その為、リスクを考慮すると、リップルやステラをファンドに入れることはできないと判断したようです。
一方で、ビットコインについては非常に高評価をしており、5年~20年後には大きく価格が上昇すると見込んで、インデックス商品にも組み込んでいるそうです。
ビットコインは2022年末までに25万ドルになる
ベンチャーキャピタリストのティムドレイパー氏は、ビットコインが2022年末までに25万ドル(約2700万円)まで上昇すると予想しています。
ティムドレイパー氏は、昔からかなりの強気な予想をしており、非常にビットコインを信用していることが伺えます。
一方で、予想が全然当たっていないとの指摘も挙がっている為、彼の発言を本気で捉えている方はあまり多くはないようですね。
とは言え、先月とはうってかわって、業界全体で楽観的な意見が多く出ていた為、これから本格的にビットコインの時代が来る可能性は十分考えられます。