2月26日アメリカのCircle社がプレスリリースでPoloniexを買収したことを発表しました。
今後数年間、私たちは仮想通貨を交換するために、現在の状況を超えてPoloniexプラットフォームを成長させることを目指します。それは、現物、資金調達、株式、不動産、芸術作品、音楽・文学作品、サービス・リース、時間ベースのレンタル、クレジットなどのクリエイティブ制作物など、価値のすべてを交換できるトークンをホストする堅牢なマルチサイド分散市場です。
何かと何かを交換する際の契約上のルールは、分散型グローバルソフトウェアでますます行われるようになり、分散元帳の形で分散共有メモリを使うことにより、Circle Poloniexなどのグローバルな多次元市場のサービスから利益を得ると考えています。 世界経済の未来は、いくつかの選ばれた管理者だけでなく、誰が接続するかに関わらず、オープンで共有され、包括的で、はるかに均等に分散され、強力なのです。
翻訳元:Circle社公式プレスより翻訳https://blog.circle.com/2018/02/26/circle-acquires-poloniex/
今回は、サークル社とは何かからこの発表の詳細まで、さらには今後の動向もあわせて解説していきたいと思います。
サークル社とは
サークル社はアメリカボストンに本社を構えるブロックチェーン決済企業です。アメリカでは有数のBit Licence(仮想通貨事業者ライセンス)を取得しています。さらに、サークル社はブロックチェーン業界内でも有望な企業として知られています。事実、ゴールドマンサックス、中国のバイドゥから融資も受けています。
仮想通貨の決済サービスはすでにリリースされています。Circle Payではブロックチェーン技術を応用し、ドルなどの法定通貨を手数料無料で送受金できる質の高いサービスが好評を得ています。
買収の経緯と内容
Poloniexはアルトコインの取り扱いが多く、2017年中盤までは勢いのある取引所でした。しかし、BINANSなど他取引所の台頭や、サービスの不手際から、最近では顧客離れが進んでいたとのことです。
プレスをみる限りは、マルチプラットフォームを作ろうと考えているようです。例えば、自分で作った音楽やデザインをPoloniexを通じて仮想通貨に交換できるようなサービスです。
日本ではテックビューロ社がCOMSAというプラットフォームをリリースしていますが、イメージとしてはそれと似たようなサービスでいいでしょう。
今後の動向
Poloniexを通じてのサービスがすぐにリリースされるわけではありませんが、今後もサークル社の動向には目が離せません。
ビットコイン/4時間足 2/21~2/27
ビットコイン円は2月21日高値128万円をつけると反落し、昨日は一時100万円を切る展開もありました。しかし、26日のニューヨーク時間に入り、このニュースが発表されたころに大きな買いが入っているのがわかります。
すでに、下降するトレンドラインはブレイクしたので、再度、130万円方向を目指す可能性はおおいにあります。
昨日の発表と価格の上昇の関係はわかりませんが、大手取引所を有望なブロックチェーン企業が買収したのはインパクトが大きいです。気になる方は今後も、サークル社の公式ブログからプレスの発表を追ってみてはいかがでしょうか。
ビットコインを取引するなら
今のうちにビットコインを買うなら、間違いなくGMOコインで買うべきです。
理由は、スプレッド(買いと売りの金額差)が小さいというところです。
coincheckなど通常の取引所でも買えますが、買うときで売るときで多いときには10%の差がついていて、買った瞬間から大きく損してしまう場合があります。
しかし、GMOコインだと、提示された価格で買えるため、スプレッドが狭くオトクに購入することができます。
2018年に入り、ますます仮想通貨の実用化の未来がみえてきました。ビットコインが再度200万円にいく前に、GMOコインで仕込んでおきましょう!
GMOコイン公式サイトはこちら